Google の Chromium Issue Tracker へのバグ報告に添付された動画から、開発中の Android デスクトップ インターフェースの詳細が誤って公開されました。
現在、該当の Issue Tracker ページはアクセス権限がない状態(Access is denied)となっており詳細を確認することはできませんが、9to5Google などの情報によると、Chromebook 上で動作する Android 16 ベースのシステムであることが判明しています。
Chromebook ハードウェアで動作する「Aluminium OS」
公開された動画の説明によると、この映像が記録されたデバイスのボード名は「Brya (Redrix)」となっており、これは「HP Elite Dragonfly Chromebook」のことです。
さらにこのデバイスは、ChromeOS (CrOS) ではなく、コードネーム「Aluminium OS (ALOS)」と呼ばれるデスクトップ版 Android で動作しており、ビルド番号も「ZL1A.260119.001.A1」となっていることから、Android 16 であることが示唆されています。
すでに Google は ChromeOS と Android の統合計画を進めていることは明らかにしており、Android のデスクトップ機能を開発するために、既存の Chromebook ハードウェアをテストとして利用していることは驚きではありません。
Android デスクトップ UI の主な変更点
投稿された映像からは、現行の Android デスクトップモード(Pixel 10 シリーズなどを外部モニターに繋いだ状態や Pixel Tablet)と比較して、いくつかの変更点を確認することができます。
- ステータスバーの刷新: タブレットやスマートフォン投影時よりもステータスバーが高くなり、大画面向けに最適化されています。左側に時間(秒付き)と日付が表示され、右側にはバッテリー、Wi-Fi、通知ベルに加え、キーボード言語設定(”EN” など)や Gemini アイコン、画面録画のピルが表示されています。
- ウィンドウ操作: アプリウィンドウの上部には、アプリ名が左側に、右側には最小化・全画面・閉じるボタンが配置されています。この配置やデザインは ChromeOS のウィンドウ操作に非常に似ています。
- タスクバー: こちらは現行の Android タスクバーとほぼ同じデザインが維持されています。マウスカーソルにはわずかに変更が加えられ、尻尾のあるデザインになっているようです。
Android 版 Chrome での「拡張機能」サポートも示唆
また、今回の映像では Chrome ブラウザには、現在デスクトップ版(Windows / Mac / ChromeOS)でしか利用できない「拡張機能」ボタンが確認されました。
これが実装されれば、Android タブレットやデスクトップモードでのブラウジングにおける利便性は劇的に向上し、PC との差が大きく縮まることになります。
また、分割画面(スプリットスクリーン)によるマルチタスクも動作しており、大画面での生産性を意識した設計になっていることがわかります。
まとめ
今回のリークでは、Android のデスクトップモードというだけでなく、Chromebook のハードウェア上で Android(Aluminium OS)がテストされていることが大きなポイントです。
これまでの噂では、Google は Aluminium OS を 2026 年内にリリースすることを目指していると言われています。
現時点ではまだ詳しいことは分かりませんが、Google 社内では統合がかなりのところまで進んでいることが確認できたため、今後の進展に期待です。


