Lenovo、日本でも Kompanio Ultra 搭載の「Lenovo Chromebook Plus Gen 10」を発表

当サイトは Google Adsense、Amazon アソシエイト等 アフィリエイト広告を利用して収益を得ています.

先月後半、Lenovo は世界で初めて MediaTek の Kompanio Ultra 910 を搭載した新しい「Lenovo Chromebook Plus 14 (14″,10)」をグローバルで発表しましたが、日本でも「Lenovo Chromebook Plus Gen 10」として発売することを発表しました。

日本における「Lenovo Chromebook Plus Gen 10」は、2025 年 7 月 25 日に発売予定となっており、公式サイトでは 115,280 円から販売される予定です。

Kompanio Ultra 910 を搭載した Chromebook Plus Gen 10 は、すでに 2025 年における最高の Chromebook の一つとして期待されており、高性能・長時間バッテリー・軽量という 3 つを兼ね備え、さらに 50 TOPS の AI 処理能力を活かした新しい AI 機能(ChromeOS なので今後別のデバイスにも展開予定)も搭載しています。

目次

日本で販売される Lenovo Chromebook Plus Gen 10 について

すでに海外発表時点で多くの情報を紹介していますが、構成自体は海外と日本と大きな変更はありません。日本で販売される Lenovo Chromebook Plus Gen 10 は以下の仕様を共通で搭載しています。

  • CPU: MediaTek Kompanio Ultra 910
  • ディスプレイ: 14インチ WUXGA (1920×1200) OLED、光沢あり
  • カメラ: 5.0MP + IRカメラ (プライバシーシャッター付き)
  • キーボード: バックライト付き日本語配列
  • オーディオ: Dolby Atmos 対応スピーカー
  • セキュリティ: 指紋認証センサー

その上で、RAM、ストレージ、タッチスクリーンの有無によって以下のモデルに分かれます。

型番RAMストレージタッチ対応
83MW000CJP12GB128GB UFS 3.1なし
83MW000DJP12GB128GB UFS 3.1あり
83MW0006JP16GB256GB UFS 4.0なし
83MW0008JP16GB256GB UFS 4.0あり
83MY000CJP16GB256GB UFS 4.0なし
83MY000QJP16GB256GB UFS 4.0あり

また、タッチ対応か非対応によって、本体の重量も異なることに注意してください。

  • 非タッチモデル : 約 1.17kg
  • タッチ対応モデル : 約 1.26kg

なお、プレスリリースに掲載されている価格と Amazon 等で販売されているモデルの価格が合わないため、最上位の構成(タッチ対応、16GB RAM、256GB ストレージ)は 124,740 円になると思われます。

Lenovo
¥124,740 (2025/07/01 12:07時点 | Amazon調べ)

ちなみに国内モデルは国内サポートを受けることができ、2025 年 7 月 1 日より 2025 年 8 月 31 日まで取扱い店舗の店頭にて予約販売とキャンペーン(キャンペーン期間中の本商品を取扱い店舗の店頭で購入した場合、アクシデント・ダメージ・プロテクション(3年間)をプレゼント)も実施されます(レノボ・オンラインショッピングおよび量販店のオンラインショップを除く)。

まとめ

海外発表から大きく遅れることなく、Kompanio Ultra 910 を搭載した「Lenovo Chromebook Plus Gen 10」が日本でも発表となりました。これまでの Chromebook Plus に欲しかった性能を備えた期待のできる 1 台です。

また、価格も 12 万円前後と比較的手頃な価格で購入できるという点も魅力で、高性能かつ長時間バッテリーで持ち運びのしやすい Chromebook Plus を求めていたユーザーはぜひ検討してみてください。

この記事をシェア

著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

目次