レノボ・ジャパンは今年 1 月の CES 2025 で発表された Intel Core プロセッサを搭載する 14 インチモデル「Lenovo Chromebook Plus 2-in-1」を、国内法人・文教向けに販売を開始しています。
筆者が参加していた、2025 年 4 月 23 日から 25 日まで東京ビッグサイトで開催されている教育分野の展示会「教育総合展(EDIX)2025」で実機が展示されており、担当者に話を聞いたところ日本国内向けにも 3 月 18 日にサイレントリリースしていたようです。ただし、記事執筆時点では公式サイトの製品ページにアクセスすると、「直販サイトでのお取り扱いが停止中」と表示されます。
Lenovo Chromebook Plus 2-in-1 の特長と仕様
新しい Lenovo Chromebook Plus 2-in-1 は、アスペクト比 16:10 を採用した 14 インチ 1,920×1,200 解像度ディスプレイを採用し、タッチ操作と USI ペンでの筆記に対応するコンバーチブルタイプのモデルです。
プロセッサは Intel Core 5 120U または Core 7 150U、最大 16GB RAM、最大 512GB SSD を搭載したハイスペックな Chromebook Plus モデルです。本体はアルミニウム筐体で、サイズは 313×227×17.7mm、重さは最小構成で約 1.49kg となっています。
ポートには 2 つの USB-C ポート、2 つの USB-A ポート、HDMI ポート、3.5mm オーディオジャック、MicroSD カードスロットを備え、5MP Web カメラ、MIL-STD 810H に準拠した堅牢性、最大11時間のバッテリー駆動時間、オプションの指紋センサなどを備えています。Wi-Fi 7 や Bluetooth 5.3 のサポートも含まれます。
このデバイスは、Chromebook Plus のなかでも 16GB RAM を選ぶことのできるモデルで、コンバーチブルかつスタイラスペンにも対応している点が特長です。
ちなみにデザインでは、キーボードが ThinkPad シリーズのようにキートップの中央が湾曲して指にフィットしやすい形状になっており、ウェブカメラ部分が少し盛り上がっていること、底面パネルが Google Pixelbook Go のように波打ったデザイン(トタン屋根)になっていることも特長です。


以下は公式サイト等で公開されているスペック全体です。
ディスプレイ | 14インチ IPS 1,920×1,200 300nits タッチ対応 |
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CPU | Core 5 120U Core 7 150U |
RAM | 8GB 16GB |
内部ストレージ | 128GB UFS 256GB SSD 512GB SSD |
外部ストレージ | microSD |
ポート | USB-C ×2 USB-A ×2 HDMI ×1 3.5mm オーディオジャック |
フロントカメラ | 5MP プライバシーシャッター |
ネットワーク | Wi-Fi 7 Bluetooth 5.3 |
バッテリー | 最大11時間 |
その他 | MIL-STD 810H 準拠 USI ペンサポート Waves MaxxAudio スピーカー 組み込み Google AI 対応 [OP] 指紋センサ |
サイズ | 313×227×17.7mm |
重さ | 1.49kg |
お問い合わせは Lenovo 公式へ
現在、このモデルは直販サイトでコンシューマー(一般ユーザー)向けには販売されておらず、法人または文教向けのみとなっています。価格もオープン価格となっているため、選択可能な仕様も含め、導入担当者や興味・関心のある法人ユーザーは、まずはレノボ・ジャパンへお問い合わせください。