Google は Chromebook Plus の登場で、Gemini アプリ(ウェブ版)を Chromebook にプリインストールするようになりましたが、まもなく Google AI 搭載の情報整理ツール NotebookLM も Chromebook にプリインストールされるようになります。
NotebookLM は、AI を使用してドキュメント、サイト、動画、音声コンテンツなどを要約、分析して、質問に答えたりコンテンツを生成することのできるクラウドツールです。とくに学生や研究者、大量の情報を分析する必要があるユーザーには便利です。
この NotebookLM を使用するためには、Web ブラウザ経由で notebooklm.google.com にアクセスするだけですが、NotebookLM の存在を知らないというユーザーも少なくありません。そのため、Google は Chromebook のアプリランチャーまたはシェルフに NotebookLM をデフォルトで表示するようすることで、サービスを知らないユーザーにも認知してもらいたいと考えているようです。
現在、Google は ChromeOS の開発コード上で ChromeOS のプリインストールアプリのリストに、Web アプリの NotebookLM を追加していることが報告されました。これが変更が実装されれば、今後 Chromebook をセットアップしたときに、NotebookLM の Web アプリもプリインストールアプリとして表示されるようになります。

現時点では、この変更がいつリリースされるかはわかりませんが、もしかしたら ChromeOS 135 以降のアップデートで導入される可能性があります。
なお、手動で NotebookLM を Web アプリとしてインストールすることはすでにでき、次の手順でインストールすることができます。
- notebooklm.google.com にアクセスする
- アドレスバー右にある「インストールアイコン」をクリック
- ポップアップが表示されるので「インストール」をクリック
- 新しいウィンドウで NotebookLM が開く
- 必要に応じて、NotebookLM をシェルフに固定する
