今年5月、MediaTek が新しく発表した Kompanio 838 を最初に搭載する Lenovo の着脱式キーボードとキックスタンド付きカバーを備えた Chromebook タブレット｢Lenovo Chromebook Duet (2024)｣の画像とスペックがリークされました。
この情報は Chrome Unboxed が発見したもので、Lenovo の公式サイト上のユーザーガイドが公開されたことで新しい Chromebook Duet の各部位の画像とスペックを見ることができます。ただ、見た限りでは前回お伝えしたように、日本のGIGAスクール第2期向けで発表されていた Lenovo Chromebook Duet EDU G2 と同じ機種のようです。
一方、異なる点としてキックスタンドカバーの部分で、EDU モデルはより堅牢性のが高まるようタブレットの四辺をしっかりと多い、スタイラスペンも後ろではなく横に取り付けるようなスタイルになっていました。今回発見されたモデルはコンシューマー向けと思われ、縦横に使える少し形状の異なるタイプのキックスタンドになるようです。
今回明らかになった Lenovo Chromebook Duet (2024) の仕様は次のようになります。
| ディスプレイ | 11インチ(10.95インチ) 1920×1200 |
|---|---|
| CPU | MediaTek Kompanio 838 |
| RAM | 4GB 8GB ※LPDDR4X |
| 内部ストレージ | 64GB 128GB ※ SSD |
| 外部ストレージ | – |
| Webカメラ | 5MP プライバシーシャッター |
| ポート | USB-C (3.2 Gen 1) ×2 3.5mm ジャック |
| バッテリー | 最大10時間 |
| ネットワーク | Wi-Fi Bluetooth |
| サイズ | [タブレットのみ] 255.3×166.9×7.6mm |
| 重さ | [タブレットのみ] 510g+ キーボード : 295g + キックスタンドカバー : 159g + (EDU)キックスタンドカバー : 295g |
仕様を見る限り、別枠で教育向けモデルのキックスタンドが含まれているため、EDIXで展示されていたモデルは間違いなく新しい EDU G2 モデルのようです。基本的には前回現地で入手している情報と代わりありません。
一方、新しい発見では USB-C ポートは DP Alt モードをサポートしており、3840×2160 の 60Hz 出力をサポートします。これを見る限り、新しい MediaTek Kompanio 838 はなかなかパワフルなプロセッサになることが期待できます。
現時点では教育市場向けは日本で一応お目見えしているので、来年の GIGA に合わせるために年内には改めて発表されると思われます。コンシューマー向けについてはわかりませんが、公式サイトで情報が出始めていることを考えれば、予想どおり10月頃には発表されると可能性があります。
Source Lenovo User Guide
