Google I/O 2024 で開催された「ChromeOS の新機能 / What’s new in ChromeOS (Google I/O ‘24)」のセッションにて、Google はアプリケーションが ChromeOS に最適化されているかを判断できる「add to chromebook」というバッジを導入することを発表しました。なお、日本語では「chromebook に追加」というバッジ表記になります。
これは Chromebook ユーザーが対応するアプリを見つけてインストールしやすくするもので、Google は Android アプリとプログレッシブウェブアプリ(PWA)の両方で「add to chromkebook」バッジと「ChromeOS アプリ URL」を導入します。
これにより Android アプリの場合、バッジをクリックすると Google Play ストアに移動してインストールすることができます。また PWA の場合はユーザーがどこからでもアプリをインストールすることができるようになります。
以前まで、Chrome ブラウザでタブを開いてから PWA インストールを行う必要がありましたが、「add to chromebook」バッジと ChromeOS アプリ URL を使うことでこの制限がなくなり、ユーザーはどのページにいても PWA をインストールできます。
![](https://helentech.jp/wp-content/uploads/2024/05/google-add-to-chromebook-badge.webp)
なお、いくつかの人気のあるアプリではすでに「add to chromebook」バッジが表示されているようです。
このバッジと機能の導入により、ユーザーはアプリが ChromeOS 向けに最適化されているかを判断しやすくなり、インストールもしやすくなるためアプリの利用が便利になります。
この他には PWA のタブ付きモードなども発表され、Figma はすでに新しい PWA を利用しています。ChromeOS 126 で幅広く展開される予定となっています。
via 9to5Google