Gemini Advanced に Gemini 1.5 Pro が導入。拡張機能も多くのアプリに展開

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Google は今年2月に Gemini 1.5 Pro を発表していますが、Google I/O 2024 にて本日からプレミアムプラン加入者が利用可能な Gemini Advanced でも Gemini 1.5 Pro の提供を開始したことを発表しました。

Gemini 1.5 Pro の主な特長は長いコンテキストウィンドウで、2月の発表以降、Google はコンテキスト ウィンドウの延長、新しいデータ分析機能、追加の Google アプリへの接続、よりカスタマイズ可能なオプションなど、いくつかのアップデートを行っています。

Gemini 1.5 Pro が導入されることで、Gemini Advanced が合計1,500ページまでの複数のドキュメントや100件のメールを要約できるほか、1時間の動画コンテンツや30.000行を超えるコードを処理できるようになります。また、Google ドライブ経由もしくはデバイスから直接ファイルを Gemini Advanced にアップロードする機能を追加しました。

さらに、間もなくスプレッドシート(Google スプレッドシート、CSV、Excel)などのデータファイルから洞察を明らかにして可視化し、カスタムされたグラフなどを作成できるようになります。なお、これらのファイルはモデルのトレーニングには使用されないとしています。

このほかにも画像の理解に大きな改善が加わり、例えば料理の写真を撮影してレシピを聞いたり、数学の問題を撮影してその解き方を段階的に説明するといったことができるようになります。

一方、Gemini 1.5 Pro は多くの拡張機能でも利用できるようになり、Google メッセージを使って Gemini とチャットができるようになったり、Gmail や Youtube Music などでも Gemini を使うことができるようになっています。これらに加えて、間もなく Google カレンダー、Google Todo リスト、Google Keep などのさらに多くの Google ツールに Gemini が接続できるようになる予定です。

Gemini 1.5 Pro は150カ国以上、35以上の言語の Gemini Advanced ユーザーに提供されます。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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