パソコン版 Google ドライブでファイルが消える問題が修正されました

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デスクトップ版(パソコン版) Google ドライブアプリを利用しているユーザーからファイルが消えているといった問題が先月末に報告されていましたが、Googleはこの問題を解決するための方法を公開し、実質的に問題が修正されることを発表しました。

Google はサポートページを更新しており、まずは問題が発生しているドライブアプリのバージョン 84 からアップデートする必要があります。消されたファイルに関しては、それらを復元する手段を説明しています。

これもサポートページに公開されていますが、ファイルを復元するために2つの方法が紹介されており、1つはデスクトップ版ドライブアプリからバックアップするか、もう1つはコマンドラインインターフェースを利用してバックアップを行うものです。2つ目はややハードルの高い操作ですが、どちらも消えたファイルのキャッシュされたバージョンを復元させるものとなります。

まずアプリから復元する方法に関して、GoogleによればWebサイトからデスクトップ版のGoogleドライブアプリの最新バージョン(現在は85.0.13.0)をダウンロードします。そこからユーザーは shift キーを押しながら[設定]ボタンをクリックすると、 [バックアップから回復]が表示されるようになるため、ユーザーはバックアップファイルを検索して回復します。

なお、CLIによる復元はデスクトップ版ドライブのアカウントディレクトリのバックアップを別の場所に持っているユーザーやファイルを特定の場所に復元したい人向けとのことなので、基本的にはドライブアプリからの復元を利用すればOKのようです。

もしこれでファイルが表示されない場合、Google は Windows バックアップまたは macOS Time Machine を使用してキャッシュされたファイルがまだ利用可能な時点に戻ることを推奨しています。

いずれにしてもキャッシュされたデータが残っていないと復元できないということのようなので、問題の発生後にアプリをアンインストールしてしまった場合などは解消しない可能性があります。具体的な手順については、Google ドライブ ヘルプ(英語)をご確認ください。

筆者が日本語版サイトからmac向けのドライブアプリをダウンロードしてアップデートしてみましたが、まだv84のままとなっていました。なので、実際に利用できるようになるまでもう少し時間がかかるかもしれません。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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