Lenovo は米国市場において、インテルの Alder Lake-N シリーズの1つである Core i3-N305 を搭載した14インチモデル「Lenovo IdeaPad Slim 3i Chromebook」の販売を開始していました。ただ、この機種は今年1月に教育市場向けにリリースされている「Lenovo 14e Chromebook Gen 2」のコンシューマー向けモデルという立ち位置で、基本的に同じ性能となっています。
教育市場向けではいくつかの選択肢がありましたが、現在米国の公式ストアで販売されている「Slim 3i Chromebook」は1つの構成のみで、タッチ操作に対応する14インチ IPS フルHD(1,920×1,080)ディスプレイ、Core i3-N305、8GBRAM、128GB eMMC 5.1ストレージを搭載したものとなっています。
「Lenovo IdeaPad Slim 3i Chromebook」の細かいスペックは次のとおりです。
スペック
ディスプレイ | 14インチ IPS 1,920×1,080 タッチ対応 |
CPU | Intel Core i3-N305 |
RAM | 8GB |
内部ストレージ | 128GB eMMC 5.1 |
外部ストレージ | – |
ポート | USB-C ×1 USB-A ×2 HDMI 1.4b ×1 3.5mm combo jack |
Webカメラ | 1080p プライバシーシャッター |
ネットワーク | Wi-Fi 6E Bluetooth 5.1 |
バッテリー | 最長11時間 60分で80%までの急速充電 |
その他 | キーボードバックライト |
サイズ | 324.4×216.2×19.3mm |
重さ | 1.5kg |
仕様を確認したところ記載はありませんでしたが、説明文からMIL-STD 810H等に準拠した堅牢性を備えていると思われます。また、今回紹介しているスペック以外にも、ディスプレイやCPU、RAMとストレージ容量、Webカメラなどが異なるモデルがラインナップされているため、今後Amazon.comなどに登場するモデルなどは異なるスペック(教育市場から流れてきたモデル)が含まれる可能性があります。
通常販売価格は549.99ドル(約8.1万円相当)となっていますが、現在米国公式サイトでは414.99ドル(約6.2万円相当)に値下がりしています。
仮に日本で出るとすれば「Flex 560i Chromebook」よりも少し安価になるはずですが、最近のドル円相場を考えると8〜9万円あたりで登場すると思われます。と言っても、国内で出るかはわかりませんが、すでに12.2インチでIntel N100 プロセッサを搭載した「Lenovo Google IdeaPad Flex 3i Chromebook Gen8」が投入されていますので、期待したいですね。