現在、海外で行われているコンシューマーエレクトロニクスショー IFA 2022にてLenovoが16インチの120Hzリフレッシュレートをサポートした「Lenovo IdeaPad 5i Chromebook」を発表しました。またエンタープライズ向けとして「ThinkCentre M60q Chromebox Enterprise」も発表しています。
それぞれのデバイスについて、現状でわかっているスペックを以下にまとめておきます。
IdeaPad 5i Chromebook
ディスプレイ | 16インチ 2.5K 120Hz / 350nits |
CPU | Pentiuim 8505 Core i3-1215U |
RAM | 4GB 8GB |
内部ストレージ | 64GB eMMC 128GB eMMC 256GB SSD 512GB SSD |
外部ストレージ | microSD |
ポート | USB-C ×2 USB-A ×2 3.5mm jack |
Webカメラ | 1080p |
ネットワーク | Bluetooth 5.0 Wi-Fi 6E |
サイズ | 356.5×253×19.95mm |
重さ | 1.86kg |
価格 | 549ユーロから |
このモデルはレノボ初となる16インチ(16:10)ディスプレイを搭載し、Chromebookとして初となる120Hzリフレッシュレートをサポートしています。
ただ、選べる構成としては限られていて、最大でもCore i3-1215Uと8GBRAM、512GB SSDを搭載するモデルとなります。Chromebookとしてはハイエンドとして申し分はないですが、指紋センサなどもないようなので、120Hzリフレッシュレートと16インチという点に振ってきた印象です。
ヨーロッパ市場では9月から発売され、価格は549ユーロ(おそらく550ドル)からとなっています。米国のリリースは後日発表されるとしており、日本市場ではどうなるか不明です。
ThinkCentre M60q Chromebox Enterprise
- 最大 Intel 第12世代 Core i5
- DDR4 SODIMM 3200MHz ×2
- USB-C ×1、USB-A(3.1) ×2、USB-A(3.0) ×4、HDMI、Ethernet、Displayport、音声入出力
- 34×182×178mm
- 1.07kg
こちらは選択できるCPUやRAMなどを含めて構成が明らかにされていませんが、最大でもインテル第12世代のCore i5となっており、おそらく8GB~16GBRAMあたりになると予想されます。ストレージも不明ですが、過去の傾向から512GBあたりまででしょうか。
またLenovoのThinkShieldやGoogle Titan Cセキュリティチップによる高度なセキュリティも利用可能となっています。
こちらのモデルはヨーロッパでは12月から発売し、価格は299ユーロから。米国では2023年2月に323ドルから発売予定となっています。