これまでに何度かChromebookに実装予定の新機能として、Windows 11のようにウィンドウのサイズを手軽に変更(分割)できるようになるウィンドウ スナップについて紹介してきましたが、ついにCanaryだけでなくDev Channelでも利用可能になりました。
ただし、現在も開発中の機能となりますので今後もいくつか機能が追加される予定です。
このウィンドウスナップ機能を利用するためには、CanaryもしくはDevチャンネルにて2つのフラグ( #partial-split と #cros-labs-float-window ) を有効にする必要があります。
これをすることで、ウィンドウの[最大化]ボタンにマウスカーソルを合わせて待つと、ウィンドウスナップのオプションが表示されます。
オプションにはウィンドウを半分(50%)、一部(75%)、100%(フルスクリーン/最大化ではなく全画面表示)、上部に表示(最前面固定)の4つがあり、クリックするだけでウィンドウサイズを調整してくれます。
なお、上部に表示(最前面に固定)は[最小化]ボタンの左側にあるピンのアイコンをクリックしても利用可能です。ウィンドウを固定した状態でもウィンドウサイズを任意に変更できますし、ウィンドウの位置も自由に動かすことが可能なため、わりと使いやすいと思います。
3分の2と3分の1の分割が追加されたので便利ですが、やはり3分の1ずつを選択できるようになったり、Windowsのように4分割できるようになるのもアリだと思いました。
現時点では開発中の機能となりますので今後の追加や改善に期待するとともに、便利には違いないので早くStableに到着することを楽しみにしています。