レノボは国内のビジネス(エンタープライズ)向けとして、14インチの新モデル「Lenovo ThinkPad C14 Chromebook Gen 1」を発表しました。このモデルは今年2月に海外発表されているChromebookで、インテル第12世代のプロセッサ(vPro)を採用、セキュリティに関する機能に加えてLTEサポートがオプションにあるなどビジネス向けに必要な機能を備えています。
すでに公式サイトにページが登場しており、販売代理店モデルとダイレクト販売価格も表示されています。発売日は本日からとなっていますが、公式ストアからすぐ購入することはできません。
こちらもスペックについて紹介しておきますが複数の選択肢のある海外とは違い、日本で販売されているモデルはCPUやRAMなどは共通しており、LTEの有無とCEU(Chrome Enterprise Upgrade)の有無による4つの構成のみとなっています。ただこの点は2022/06/21時点での情報のため、今後追加等が行われる可能性があります。
※プレスリリースでは最小構成時の希望小売価格が141,130円となっているため、他の構成が存在する可能性は高いです。
スペック
ディスプレイ | 14インチ IPS 1920×1080 タッチスクリーン |
CPU | Core i5-1235U |
RAM | 8GB |
内部ストレージ | 128GB eMMC |
外部ストレージ | microSD |
ポート | USB-C(USB 4) ×2 USB-A ×2 HDMI ×1 3.5mmオーディオ |
ネットワーク | Wi-Fi 6E Bluetooth (OP)LTE |
カメラ | 1080p / プライバシーシャッター |
バッテリー | 最大11時間(57Whr) 65W急速充電 |
その他 | 指紋センサ バックライトキーボード 日本語配列 |
サイズ | 25.4 x 217 x 19.83 mm |
重さ | 1.56kg |
構成とダイレクト販売価格については以下のようになっています。
製品番号 | LTE対応 | CEU | 税込価格 |
21C9000MJP | ○ | ○ | ¥227,480 |
21C9000NJP | x | ○ | ¥208,780 |
21C90008JP | ○ | x | ¥209,000 |
21C90004JP | x | x | ¥190,300 |
キー配置などはWindowsっぽさが出てきていますが、よく見ればChromeらしいキーとなっているため違和感なく使うことはできると思います。全体的にハイエンドのエンタープライズ向けモデルとなってますが、構成を細かく選ぶことができない点がネックのように思います。
しかし14インチのハイエンド、セキュリティ面やLTEサポートなどビジネスで運用する上でデバイスとして困ることはほぼないと思います。
詳細についてはレノボの公式サイトをご覧ください。
なお、国内で同時に発表されている11インチタブレットの「IdeaPad Duet 370 Chromebook」も別記事でまとめていますので、そちらもぜひチェックしてみてください。