先日、AMDのRyzenとAthlonシリーズを搭載するハイエンド寄りのChromebookがHPからリリースされていますが、今度はお手頃価格のエントリークラス「Lenovo Chromebook 3 (11)」をLenovoが米国でリリースしました。
とくにアナウンスなどもなく、販売はされているものの現状は米国BestBuyで購入出来るモデルとなっているため、すぐ手に入るようなシロモノでもないのが少し残念。
スペック
ディスプレイ | 11.6インチ 1,366×768 非タッチ |
CPU | AMD A6 9220C |
RAM | 4GB |
内部ストレージ | 32GB eMMC |
外部ストレージ | mciroSD |
Webカメラ | 720p |
ポート | USB-C ×2 USB-A ×2 イヤホンジャック |
ネットワーク | Wi-Fi ac Bluetooth 4.2 |
バッテリー | 最長10時間 |
サイズ | 286.7 x 205.5 x 18.05mm |
重さ | 1.12kg |
自動更新ポリシー | 2026年6月 |
価格 | 199ドル |
お気づきの方もいると思いますが、このモデルはCPUがIntelからAMDに載せ変わっただけで、基本的にはすでに発売されている「Lenovo Chromebook 3 (11)」と変化ありません。
つまり、日本国内でも販売されている「IdeaPad Slim350i Chromebook」とCPU以外はまったく同じモデルであることになります。
すでに発売されているモデルは、IntelのCeleron N4020を搭載していますので、性能面で言えばAMDモデルは劣っているわけですが、海外での販売価格は199ドルとなります。
これはCeleronモデルが230ドル、日本では33,000円で販売されたことを考えると、おそらく3万円以下で販売されるようなモデルになると思います。
ちなみに性能面で言えば、ASUSの「Chromebook C223」が搭載するCeleron N3350よりもやや上で、あちらが現在アマゾンで28,000円ほどで販売されているので、もし日本で出たとすれば競合になるモデルですね。
ただ、これはどちらの機種にも言えることですが、あくまで価格なりのクオリティですので、過度な期待はせず、予算と用途に合わせてチョイスすることをおすすめします。
とは言っても、現時点ではAMD搭載の「Lenovo Chromebook 3 (11)」は海外モデルですし日本で販売されるかどうかは不明です。
それにもし出たとしても、価格差を考えると単純なスペック面ではCeleron N4020モデルの方がオススメしやすいのも事実なので、ちょっと悩ましいところですね。
また現段階でAMDモデルを輸入するにしても、直送はできないため転送を利用することになると思いますので、結局は国内でCeleronモデルを買うほうが早くて安いと思います。