先日、Lenovoが14インチのMediaTek MT8183搭載のChromebook「Lenovo Ideapad 3 CB 14M836」という機種がリリースされる可能性をお伝えしていますが、同じくMT8183を搭載する11インチモデル「Lenovo IdeaPad Flex 3 11M836」も一緒にリリースされるようです。
なお、現在国内外で発売されているLenovoのFlexシリーズChromebookは、インテルのCeleronを搭載した11.6インチモデル「Flex 3 (Slim 330i)」とCeleronもしくは第10世代Coreシリーズを搭載した13.3インチモデル「Flex 5 (550i)」の2つです。
現在わかっている「Lenovo IdeaPad Flex 3 11M836」のスペックを以下にまとめますが、基本的には14インチモデルと差はなさそうです。
スペック
ディスプレイ | 11.6インチ IPS 1,366 × 768 タッチスクリーン |
CPU | MediaTek MT8183 |
RAM | 4GB |
内部ストレージ | 32GB eMMC 64GB eMMC |
外部ストレージ | microSD |
Webカメラ | 720p |
ネットワーク | Wi-Fi ac Bluetooth 4.2 |
ポート | USB-C(2.0) ×1 USB-A(2.0) ×1 ヘッドフォンジャック |
バッテリー | 最大16時間 45W充電 |
サイズ | 285 x 202 x 18.5 mm |
重さ | 1.2 kg |
Flexの名前のとおり、コンバーチブルタイプの11.6インチChromebookで、タッチスクリーンに対応するIPSパネルを搭載しています。
CPUやRAM、ストレージは14インチモデルと変わらず、エントリークラスの性能となっていますが、バッテリー駆動時間が最大16時間と非常に長いため、持ち運び用のコンパクトモデルとしては十分なものだと思います。
このあたりの使い勝手は、おそらく「Acer Chromebook Spin 311(CP311)」と似たようなものになるはずです。
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MediaTekのモデルはUSBポートが少なくなってしまうのがネックですが、その分お値段的には安価になるため、エントリーモデルとしては優れたモデルになります。
ただ、肝心の価格については現時点では明らかになっていませんが、おそらく250ドル以下で購入でき、いずれは200ドル以下(国内では2万円台まで)に下がって購入できると予想されます。
国内販売についてはわかりませんが、普及価格帯のモデルとしては魅力的なので、「Lenovo Chromebook S330」などの置き換えとして販売される可能性はあります。