3月のはじめに突如国内投入が明らかにされた、Chromebookタブレットの「Lenovo 10e Chromebook Tablet」が、文教・法人だけでなく個人でも購入できるようになりました。
すでにいくつかのブログで紹介されていますのでご存知の方も多いと思いますが、まさかこんなに早く個人向けでも買えると思わなかったので、驚くとともに、Chrome OSタブレットの選択肢が増えたことは喜ばしいですよね。
ということで、改めてスペックを紹介しておきます。
Lenovo 10e Chromebook Tablet のスペック
ディスプレイ | 10.1インチ 1,920 × 1,200 |
CPU | MediaTek 8183 |
RAM | 4GB |
内部ストレージ | 32GB eMMC |
外部ストレージ | なし |
カメラ | 2MPインカメラ 5MP アウトカメラ |
ポート | USB-C ×1 イヤホンジャック |
バッテリー駆動時間 | 約16.5時間 |
サイズ | 249.5×163.6×9.45mm ※252.5×166.6×20mm |
重さ | 520g ※960g |
その他 | キーボードフォリオ USIスタイラスペンサポート MILスペック |
価格 | 57,200円 |
スペックと価格はこのようになっています。
この「10e Chromebook Tablet」は、タブレットデバイスであるものの、専用のキーボードカバーがセットとなっているため、タブレット単体としてもChromebookとしても使えるのが魅力的です。
もちろん、文教向けとして出しているので、MILスペックに準拠した堅牢性を有していたり、スタイラスペンに対応(新規格のUSIスタイラス)しているのも特長だと思います。
性能面で言えば、MT8183を搭載しているため、Chromebookでいうと2018年にかけてのスタンダードなモデルと同程度の性能という感じですが、よほどハードな使い方をしない限りは問題は起きないと思います。
ただ正直に申し上げると、いくらキーボードセットとはいえ、より使い勝手の良いChromebookが日本でも同価格帯(もしくはそれ以下)で購入できてしまうことを考えると、5万円を切る価格設定で投入してくれれば、かなり面白いことになっていたと思います。
とはいえ、キーボードカバーセットの10.1インチChromebookタブレットは、国内では「10e Chromebook Tablet」のみとなりますので、ここに惹かれる方であれば、購入しても損はないと思います。
興味のある方はぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
なお、現時点では1〜2週間程度で出荷となっていますので、すぐ手元に届くわけではないことにご注意くださいませ。