Chromebookを含むChrome OSデバイスでは、現在のシェルフに表示されている時間の横に、日付と通知アイコンを表示する「Scalable Status Area」という機能をテストしているようです。
私もそうですが、シェルフ部分で時間だけでなく日付もわかると便利だと思うユーザーが多いようなので、Googleはその要望に応えた形となります。
シェルフに日付を表示する機能は、Chrome OSのCanaryチャンネルのフラグに登場することがわかっています。
日付を表示するためには、chrome://flags#enable-scalable-status-area のフラグを有効化する必要がありますが、手持ちのPixelbookではCanary 90.0.4413.0 でも表示されませんでした。
参考元の情報では、日付と重要な通知アイコンは”Scalable Status Area”と呼ばれているようです。
Enable Scalable Status Area
#enable-scalable-status-area
Showing important notification icons and date in status area when the screen is sufficiently large.
この機能をCanaryで有効化することによって、シェルフの通知エリアが以下のようなレイアウトになるようです。
左から重要な通知、現在の入力言語、通知数、Wi-Fi強度、バッテリー、現在の日付と時刻というように表示されています。
なお日付の表示は、シェルフが画面の左右ではなく下部に固定されている場合のみ表示されるようです。今後これも変更される可能性があるかもしれませんが、現状では不明です。
重要な通知を表示するアイコンについては、バッテリー残量の低下警告やCapsLockなどのChrome OSからの通知が表示されます。
また、フラグの説明にもある画面の大きさですが、どうやら画面の解像度が1280px以上であればシェルフに日付が表示され、それ以下だとこれまでどおりの短縮された状態になるようです。
日本語環境の場合、日付がどのように表示されるか気になるかと思いますので実際に試してみたかったところですが、残念。
Chrome OSのシェルフに日付を追加する「Scalable Status Area」は、1月から取り組まれているようですが、すでにフラグとして登場していることを考えると、案外早いタイミングでStableに到着するかもしれません。
Source: 9to5Google