先ほど、Chrome OS 82の目立つ変更点として、「ファイル」アプリがマテリアルデザインになったことをお伝えしていますが、さらに大きな変更点は「ターミナル」アプリのデザインも変更され、ウィンドウにタブが付いて設定画面が登場しています。
この変更によって、ChromebookのTerminalやLinuxアプリを使っての開発作業が捗るかも…!
ということで、現在の「ターミナル」アプリとChrome OS 82 で変更されたものを比較しておきます。
ご覧頂くとおり、ひと目で変更点がわかっていただけると思います。
また、今までは1つのウィンドウで、ターミナルからはとくに設定ができるわけではありませんでしたが、新しいターミナルはタブ切り替えが可能で、設定用の画面があります。
設定画面では、背景やテキストカラーの変更、キーボードショートカットとマウス操作のカスタマイズ、その他いくつかの挙動を変更できるようになっています。
まだ私自身は試していませんが、これからポチポチいじろうと思っています。
おそらく、ほとんどのChromebookユーザーは、LinuxどころかTerminalアプリを使うことはないんじゃないかと思いますが、これから開発や勉強などでChrome OS上でもターミナルやLinuxを使うことを考えている方であれば、今回の変更点はかなりの朗報だと思います。
とは言うものの、まだChromebook上でのLinux(Crostini)には解決すべき問題点なども残っているので、実用的かどうかは別の話ですが、ここも併せて改善していけばChromebookローカルだけで開発するのも夢じゃなくなるかもしれませんね。
ちなみにChrome OS 82自体のStable到着は、5月頃と予想されますので、その前に発売されるだろう「ASUS Chromebook Flip C436FA」や「Samsung Galaxy Chromebook」などのハイエンドChromebookがさらに輝きを増しそうです。