“スタートアップ”や”自動起動”と呼ばれるWindowsやMacでもお馴染みのログイン時(起動時)にアプリを起動させる機能が、Chromebook(Chrome OS)でもプログレッシブウェブアプリに限り実行できるようになります。
これによって、起動後に毎回立ち上げる必要のあるアプリを、いちいち手動でやる必要がなくなるため、操作の手間が少し減るというメリットが出てきます。
2020/06/08時点では、まだDevとCanaryチャンネルのみの実装となっていて、chrome://flags から機能を有効化する必要があります。
#enable-desktop-pwas-run-on-os-login
この機能を有効化することで、OSログイン時にデスクトップPWAが実行され、自動起動するように設定が可能です。
また、この機能を有効化したあとでPWAアプリをインストールすると、インストール時のダイアログでスタートアップ時に自動で起動させるかというチェックボックスが登場するため、そこにチェックすることで起動するようになります。
まだ開発中であることや、そもそも自動起動させたいようなアプリがPAW化されていないという問題もあると思いますので、実用的というか使いやすくなるのはもう少し先になりそうです。
先程も書きましたが、現時点ではDevやCanaryでの実装になるため、Stableに到着するのは早くてもChrome OS 85がリリースされる8月下旬~9月上旬と予想されますので、さらに待つ必要がありそうです。
参考 CHROME OS IS ADDING “LAUNCH ON STARTUP” FOR PROGRESSIVE WEB APPS