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Google、Android 17 QPR1 を Pixel 向けに配信。UI 刷新、マルチタスク機能改善など

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Google は 2026 年 9 月 16 日、Pixel デバイス向けに Android 17 QPR1 (四半期ごとのプラットフォームリリース) アップデートの配信を開始しました。

Reddit で公開されたリリースノートによると、今回のアップデートには、Digital Wellbeing、マルチタスク、メディアコントロール、周辺機器対応などの改善が含まれていますが、一部はすでに QPR1 Beta や Canary で確認できており、Pixel 11 シリーズで最初に導入されていた機能などもあります。

QPR は四半期ごとに配信される Android のマイナーアップデートで、今回の改善や新機能は Pixel 以外の Android デバイスにも今後展開される見込みです。

目次

UI のデザイン刷新と背景ぼかしの拡大

Android 16 で導入された Material 3 Expressive デザインに基づき、通知シェードの背景ぼかし効果が Android 17 で拡大されてきましたが、QPR1 では音量パネルや電源メニュー、ホーム画面のコンテキストメニュー、アプリフォルダなど、さらに多くの箇所に適用されました。

以下は UI と背景ぼかしの主な変更点です。

  • 背景ぼかし効果を音量パネル、電源メニュー、ホーム画面のコンテキストメニュー、アプリフォルダなどに拡大
  • クイック設定パネルの引き下げアニメーションを調整
  • クイック設定パネルの引き下げ時・通知パネル双方で予測型の戻るジェスチャーのプレビューを表示
  • ホーム画面のコンテキストメニューから項目間の区切り線を削除
  • 「壁紙とスタイル」のラベルを壁紙カルーセルの上に移動
  • 時刻表示を「自動」、「12 時間表示」、「24 時間表示」の 3 択に変更(「自動」はアプリの言語設定に応じて表示形式が決まる)

Pixel 11 で先行導入されたスクリーンセーバー機能と着信の振動パターンが追加

このほか、Pixel 11 で導入されたスクリーンセーバーの複数選択と画面端からのスワイプで切り替えと、表示順の指定や長押しによるクイック切り替えも広く利用できるようになります。

着信音の振動パターンも、これまでは着信音に同期したパターンしか選べませんでしたが、Android 17 QPR1 では標準パターンと同期パターンを着信音ごとに選べるようになっています。

ターミナルアプリのカスタマイズ機能が強化

Linux 開発環境を提供するターミナルアプリでは、フォントやカラースキームのカスタマイズ、キーボードショートカットの再割り当て、VM のポート転送の自動有効化に対応しています。

デスクトップウィンドウモードの操作性が向上

デスクトップウィンドウイングモードでは、全画面表示・分割画面・デスクトップウィンドウイングへの切り替えショートカットが、ヘッダーバーのオーバーフローメニューではなく最大化ボタンへのホバーからアクセスできるようになりました。

また、ピクチャーインピクチャー (PiP) ウィンドウは画面端にスナップせず、自由な位置にドラッグして固定できるようになり、バブルはフローティング表示中のバブルからコンテンツを直接ドラッグして下のウィンドウにドロップできるようになりました。

メディアコントロールの改善

メディアプレイヤーのカルーセルはデザインが刷新され、従来のページネーションドットと矢印による切り替えから、スワイプ操作と次のカードの端が見える形式に変更されました。

メディア出力の切り替えボタンも、キャストアイコンをあしらったアウトライン型のデザインに更新されました。

画面録画のデフォルト対象が変更

画面録画のショートカットをタップした際、これまでは画面全体を録画対象としていましたが、QPR1 では直前に開いていたアプリを自動的に録画対象とするよう変更されました。

画面全体の録画に切り替えたい場合は、ドロップダウンメニューから選択できます。

フォトピッカーに位置情報アクセス API を追加

Android フォトピッカーには、ユーザーの許可のもとアプリが共有された写真の位置情報にアクセスできる新しい API が追加されました。

この機能は QPR1 に標準搭載されるほか、2026 年 8 月の Google Play システムアップデートを通じて既存デバイスにも展開されます。

入力デバイスとキーボード関連の変更

新しい API により、アプリは専用のシステムドライバーを介さずに、接続された USB や Bluetooth の周辺機器と直接通信できるようになりました。

これにより、周辺機器メーカーがマウスボタンの再割り当てやキーボードショートカットのプログラムなどをネイティブに行えるコンパニオンアプリを開発しやすくなりますが、セキュリティ上、アプリが HID にアクセスするにはユーザーの許可が必要です。

また、USB デバイスへのアプリのアクセスについては、1 回限りのアクセス許可か常時許可かを選択できるようになりました。

このほか、キーボード切り替えについてナビゲーションバーの切り替えボタン (地球儀アイコン) を非表示にするオプションが「キーボード」設定内に追加され、クイック設定にも新しい「キーボード」タイルが加わり、タップでキーボード切り替え画面を開けるようになりました。

「ポーズポイント」の対象機種拡大

Digital Wellbeing では、アプリを開く前に一呼吸置くことができるようになる「ポーズポイント」の対象機種が、これまでの Pixel 11 シリーズから Pixel 6 以降に拡大されました。

なお、今回のアップデートは Android 17 QPR1 だけでなく、2026 年 9 月の Pixel Drop2026 年 9 月の Pixel 向けソフトウェアアップデートが含まれています。

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著者情報

尾村 真英
Technical Writer
HelenTech を運営している 尾村 真英 です。これまでに 50 台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動し、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。
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