Android 17 の安定版と最近の Canary ビルドでは搭載が見送られていた「アプリのロック」機能について、Google が開発を継続していることが Android 17 QPR1 Beta 6 のコードから判明しました。
Android Authority が同ビルドを解析したところ、設定アプリからの複数アプリ一括ロックや、生体認証のみに制限する新しいオプションなどの開発に取り組まれていることが明らかになりました。
「アプリのロック」機能とは
「アプリのロック」は、特定のアプリを普段と同じ場所に置いたまま、起動時に指紋認証や顔認証、PIN の入力を求めることでアクセスを制限する機能です。
2026 年 3 月の Android Canary 2603 で実際に利用できるようになりましたが、その後の Canary や Beta ビルド、最新安定版となる Android 17 には導入されませんでした。




設定アプリからの一括ロックに対応へ
これまでのアップデートでも実装されてこなかったため、開発状況がどうなっているかは分かりませんでしたが、Android 17 QPR1 Beta 6 では新しい文字列が追加され、設定アプリの画面上に「複数のアプリに一度でアプリのロックを追加できるようになりました」という趣旨の案内ダイアログが確認されています。
Canary 2603 の時点では、アプリのロックはホーム画面やアプリドロワーでアイコンを長押しし、アプリごとに 1 つずつ設定する必要がありました。
ロックしたいアプリが複数ある場合、この操作を繰り返す手間が発生していましたが、QPR1 Beta 6 の文字列を見る限り、今後は設定アプリの一覧からまとめて対象アプリを選び、一括で設定できるようになる見込みです。
生体認証のみでロックする制限機能も
もう 1 つの新しい文字列では、いつでもアプリのロックを追加・管理できることに加え、さらにセキュリティを高めたい場合は生体認証のみでアクセスを制限できる、という説明が確認されています。
Canary 2603 の実装では、ロックされたアプリは生体認証と PIN のどちらでも解除できましたが、PIN によるフォールバック解除を無効にし、生体認証のみを解除手段として設定できるようになる可能性があります。
導入の時期は不明
「アプリのロック」は、過去のビルドで一度姿を消した経緯もありますが、今回の発見で開発が続けられていることが確認されました。
現時点で「アプリのロック」機能自体は Android 17 QPR1 Beta 6 でも有効化されておらず、Android 17 QPR1 安定版に実装されるかは分かりません。








