Google は 2026 年 7 月 2 日 (現地時間)、Android ベータプログラムに登録している Pixel デバイス向けに Android 17 QPR1 Beta 6 の配信を開始しました。
今回のベータ版では 5 件の問題が修正され、プラットフォーム安定版 (Platform Stability) に到達したことで開発者は新しい API をアプリへ組み込めるようになります。
記事執筆時点で、筆者のベータプログラム登録デバイスとなる Pixel 10 Pro Fold での展開を確認しています。
Android 17 QPR1 Beta 6 の主な修正内容
Android 17 QPR1 Beta 6 のアップデートには、前回の QPR1 Beta 5 に引き続き 2026 年 6 月のセキュリティパッチが適用され、ビルド番号は CP31.260618.005 へと更新されます。
リリースノートによると、今回の QPR1 Beta 6 では以下の 5 件の問題が修正されました。
- スペルチェッカーの言語選択 : 複数の言語を同時に選択できない問題を修正
- 時計アプリの音量ボタン操作 : 音量ボタンを押しても想定された UI 動作が行われない問題を修正
- メディアカルーセルの高速スワイプ : クイック設定のレイアウトや設定アイコンが乱れる問題を、アニメーションと状態管理の改善によって修正
- WindowManagerGlobal のクラッシュ : アプリが強制終了する問題を修正
- Wi-Fi アクセスポイントの SSID 表示 : 保存済みのカスタム名ではなく初期設定の SSID が表示される問題を修正
なお、6 月時点までに報告されている Pixel の不具合やバグ情報については、以下の記事をご覧ください。
Android 17 QPR1 Beta 6 で確認された変更点
今回のアップデートでは、バグ修正に加えてインターフェースの変更もいくつか確認されています。
ホーム画面のコンテキストメニュー


Google の Mishaal Rahman 氏によると、ホーム画面を長押しした際に表示されるコンテキストメニューのデザインが変更されました。メニュー項目間の余白がなくなり、上部にあった「壁紙とスタイル」のラベルが最上段に移動しています。
ヘルスコネクトの計測項目が追加


ヘルスコネクトアプリで記録できる項目が増え、QPR1 Beta 6 では距離とカロリーのトラッキングが追加されています。
デスクトップモードでのタスクバーと PiP
デスクトップモード (Desktop Windowing) 機能を利用中は、タスクバーのアイコン位置が画面下部中央から左下へ変更されています。
ピクチャー イン ピクチャー (PiP) ウィンドウについても、これまでは画面の左右どちらかに固定されていましたが、QPR1 Beta 6 では自由な位置に配置できるようになりました。
対象デバイスとアップデート方法
Android 17 QPR1 Beta 6 は、Android ベータプログラムに登録している以下の Pixel デバイスで利用できます。
- Pixel 6 / 6 Pro
- Pixel 6a
- Pixel 7 / 7 Pro
- Pixel 7a
- Pixel 8 / 8 Pro
- Pixel 8a
- Pixel 9 / 9 Pro
- Pixel 9a
- Pixel 10 / 10 Pro / 10 Pro XL / 10 Pro Fold
- Pixel 10a
- Pixel Tablet シリーズ


筆者の Pixel 10 Pro Fold でも受信を確認しており、更新サイズは 578MB となっていました。
すでにベータプログラムに参加している場合、QPR1 Beta 6 は OTA (Over-the-Air) で順次配信されます。未参加のユーザーは、Android ベータプログラムのページから対象デバイスを登録することで試すことができます。
Android 17 安定版に戻るときの注意点
Android 17 安定版への復帰を予定している場合、QPR1 Beta 6 を適用済みの状態でベータプログラムから登録解除すると、デバイスデータの初期化が必要になります。
データを保持したまま安定版へ戻りたい場合は、QPR1 Beta 6 を適用せずに登録解除をし、OTA のダウングレードを無視して Android 17 安定版のリリースを待つようにしてください。








