Google は、Pixel 11 シリーズに搭載する新しいモデムについて、Google ストアの製品ページで「より高速で安定した接続と高い電力効率を実現」と説明しています。
公式にはモデムの詳細は示されていませんが、モデムが刷新されたことは触れられており、これまでの FCC 認証情報や実機のベースバンド情報からも、MediaTek M90 モデムであることが確認されています。
Samsung 製モデムの課題
これまでの Tensor チップは、初代から Samsung Exynos ベースのモデムが採用されてきましたが、通信性能や発熱、バッテリー消費に課題を抱えていました。
Pixel 8 と Tensor G3 までは改善が加えられていたものの、問題の完全な解消には至っていませんでした。
Pixel 9 と Tensor G4 では新しい Exynos 5400 モデムに切り替わったことで改善はみられましたが、独自設計の Tensor G5 を搭載する Pixel 10 シリーズでも同じモデムが据え置かれていました。
Samsung 製から MediaTek 製へ切り替え
今回、Pixel 11 シリーズで採用された Tensor G6 チップにあわせ、モデムは従来の Samsung 製から MediaTek 製へと変更されています。


MediaTek M90 モデムを採用したことで、Google が説明しているように、従来の Pixel デバイスに比べて通信性能と安定性の向上、省電力化が期待できます。
ただし、公式の説明は「量産前の実機を用いた実験室環境でのテスト結果」に基づくものとされており、実際の使用状況下でどの程度改善しているかは不明です。












