Google は 2026 年 6 月 25 日(現地時間)、Gemini アプリに学習専用スペース「学習ノート (study notebooks)」を追加することを発表しました。
シラバスや授業ノートをアップロードすると診断クイズが自動生成され、その結果をもとに個別化されたレッスンと進捗ダッシュボードが提供されます。
現在、個人アカウント向けに Gemini アプリが利用可能な言語でグローバルに展開が始まっており、18 歳未満を含む学校発行アカウントへの対応は数週間以内に予定されています。
学習ノートとは
学習ノートは、Gemini アプリ内に設けられた学習目的に特化したスペースです。
2026 年 4 月に追加された「ノートブック」機能と同じ画面からアクセスできますが、「学習ノートブック」機能の進捗追跡と個別最適化に特化した設計になっています。
シラバス、授業ノート、読み物といった学習資料をアップロードすると、Gemini はこれをもとに診断クイズを生成し、理解度の基準値を設定します。




その後、苦手な領域に絞った短いレッスンが順次提供され、各レッスンにはアップロードした資料に基づく練習問題が含まれます。学習中はいつでも質問を学習ノート内で行えます。
なお、今夏後半には図やインタラクティブ画像を含むレッスンも追加される予定です。
進捗もダッシュボードで管理され、Gemini は学習目標を 100 以上の個別学習項目に分解し、トピック単位でグループ化したうえで「得意」、「要強化」、「未着手」の 3 段階で追跡します。


クイズを完了するたびに自動で更新され、次に取り組むべきレッスンが優先度順に表示されます。
対応試験と今後の追加予定
学習ノートでは、個人の授業資料を使った学習に加え、SAT などの標準化試験対策も行えます。今夏にはさらに JEE、NEET、ENEM、ACT、GRE への対応が追加される予定です。
いずれも国外の試験ですが、海外大学への進学や留学を検討している場合の参考になります。
NotebookLM との連携
学習ノートのソースは Gemini アプリと NotebookLM の間でシームレスに統合されており、アップロードした資料を NotebookLM 側でも参照できます。
NotebookLM ではフラッシュカードや動画解説といった出力形式を利用できるため、学習ノートで取り組んだ内容をそのまま別形式でアウトプットする使い方が可能です。
現時点では、Gemini アプリの「学習ノート」機能はウェブ版のみで利用でき、モバイル対応は今夏以降に予定されています。








