昨年テストが行われていた、Google ドライブの AI を活用した新しいドキュメントスキャン機能とインターフェースが、8GB RAM 以上を搭載した Android 向けに正式に展開したことが明らかになりました。
この刷新の展開は、Android 担当の Sameer Samat 氏が X で明らかにしたもので、ここ数か月ベータ版として提供されていましたが、正式導入に伴い以前のバージョンに戻すビーカーのアイコンがなくなります。
筆者の Pixel 10 Pro では、Google ドライブの新しいドキュメントスキャンを利用できることを確認していますが、まだビーカーのアイコンが表示されているため、正式展開前となっています。
正式展開で追加・確定した内容
Material 3 Expressive デザインのビューファインダーや、カメラをかざすだけで自動スキャンが進む基本的な動作はベータ版から変わりません。
新しいドキュメントスキャンで利用できる機能は次のとおりです。
- 自動スキャン (連続スキャン): 複数ページにカメラをかざすだけで連続スキャン。スキャン中のプレビューが画面下部にリアルタイムで表示
- 自動フレーム: ブレた画像を、Google が「利用できる最高品質のフレーム」と表現する最良のショットに自動で差し替え
- 重複検出: スキャン済みのページを再度かざした際に自動でスキップ
自動スキャンの一時停止ボタンおよびシステムファイルピッカーも利用できます。




対象デバイスと動作条件
Samat 氏によると、新スキャン機能はデバイス上ですべての処理を行うため、「高速なパフォーマンス、オフライン利用、完全なデータプライバシー」が実現されると述べています。
一方で、この処理を行うために 8GB RAM 以上の Android デバイスが必要になり、これを満たさないデバイスでは従来のドキュメントスキャンの画面・機能が引き続き使用されます。
また、新しいスキャン画面は、Google ドライブ以外にも Files by Google などのアプリでも利用できます。
現在、この機能は段階的に展開中で、すでにベータ版を利用している場合は、右上のビーカーアイコンがなくなったことで判断できます。








