Wear OS版 Gemini、ハンズフリーでの連続会話に対応か

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Google Pixel Watch 3 で表示された Gemini デジタルアシスタントの起動画面

Wear OS スマートウォッチに搭載されている Google の AI アシスタント「Gemini」が、今後のアップデートで応答後に再度マイクをタップしなくても連続して質問できる機能を追加する可能性が報告されました。

この情報は Android Authority が Gemini for Wear OS アプリのバージョン 1.26.6.804623660 を解析して発見したもので、この機能が実装されれば Gemini との会話がよりスムーズになることが期待されます。

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ハンズフリーでの連続会話が可能に?

現在、Wear OS の Gemini を利用する際、一度質問に応答するとマイク入力がオフになってしまいます。そのため、続けて質問をしたい場合は、その都度画面上のマイクアイコンをタップするか、再び Gemini を起動させる必要がありました。

しかし、今回の解析から「Always Open Mic for Follow-on(フォローアップのために常にマイクをオンにする)」というコード内の記述が発見されました。

<string name="settings_button_debug_always_open_mic_title">Always Open Mic for Follow-on</string>

現時点ではまだ有効化されておらず、実際の動作を確認することはできませんが、おそらく Gemini が応答した後もマイクが自動的に再度有効になり、ユーザーが手動で操作しなくても連続して会話を進められるようになると考えられます。

これにより、「OK, Google」で音声アシスタントを呼び出して会話を続けられるようになれば、スマートウォッチを触ることなく、ハンズフリーで Gemini を使うことができるようになります。

まとめ

今回の発見により、Wear OS 上の Gemini で連続会話が利用できるようになる可能性が示唆されました。

これが実現すれば、スマートウォッチにおける Gemini の利便性は大きく向上することが期待できます。

現時点ではまだ開発段階の機能であり、必ず実装されるかや、いつリリースされるかは不明ですが、今後のアップデートに期待したいところです。

出典: Android Authority

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著者情報

HelenTech の運営をしている 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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