Google は 2025 年 9 月 10 日 (米国時間)、Chromebook などの ChromeOS および ChromeOS Flex の安定版を利用しているデバイス向けに、ChromeOS 139 における 2 回目のマイナーアップデートを展開しました。
今回のアップデートにより、Chrome ブラウザのバージョンは 139.0.7258.164 から 139.0.7258.172 (プラットフォームバージョン: 16328.72.0) へと更新されます。
記事執筆時点では、アップデートのリリース告知は出ていますが、詳細な内容については公開されていません。
なお、HelenTech の各 Chromebook でもアップデートを確認しており、cros.tech などの情報でも特に遅れの目立つデバイスはありません。
今回のアップデートについて
ChromeOS のマイナーアップデートは、主にセキュリティ修正や細かなバグ修正が中心となることが多く、新機能が追加されることは稀です。
現時点では、今回のアップデートによる大きな変更点や、ユーザーに影響を与えるような新たな問題は報告されていません。
その他に報告されている問題
なお、前回までのアップデートでいくつかの気になる問題が報告されています。
- HP Fortis G1i 14 Chromebook のタッチスクリーン機能が ChromeOS 139 以降、動作しない (Issue #44128620)
- HP Chromebook x2 11 を電源に差していないとスピーカーの音が出ない (Issue #442879535)
ただし、この問題が再現性があるか、影響の範囲が広いか、すでに修正済みかは分かりません。
もしアップデート後に新しい問題を発見した場合は、以下の手順で Google にフィードバックを送信することができます。
- ChromeOS の [設定] > [ChromeOS について] > [フィードバックを送信]
まとめ
今回のアップデートは、これまでの傾向からバグ修正やセキュリティの改善が含まれていると考えられます。
現時点では、アップデート後に新たな大きな問題は報告されていないため、基本的にはアップデートを適用することをおすすめします。
- 前回のアップデート: Google、ログインループの問題を修正した ChromeOS 139 を再リリース
出典: Chrome Releases