Google Pixel Watch 3 の「脈拍喪失検出」が米国でも利用可能に。合計15ヵ国に拡大

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Googleは、昨年8月にリリースした Google Pixel Watch 3 に新機能「脈拍喪失検出」機能を搭載しており、イギリス、フランス、ドイツなど14ヵ国で提供を開始しました。その後、2025年2月にはアメリカ食品医薬品局(FDA)の承認を受け、3月末からアメリカでも提供を開始することが発表されました。

Google Pixel Watch 3 に搭載されている「脈拍喪失検出」機能は、Pixel Watch 3 を装着しているユーザーの脈拍が停止した際に、自動的に緊急通報を行うものです。具体的には、心拍センサーが脈拍の消失を検出すると、ユーザーに確認を促し、反応がない場合は音声アラームを作動させ、その後緊急サービスに自動で連絡し、位置情報と状況を伝達します。

脈拍喪失検出には、Pixel Watch 3 の背面にある光学式心拍センサー(PPG)やその他のセンサー、数十万時間以上のデータでテストされたマルチチェックの AI ベースのアルゴリズムが活用されています。これらにより、脈拍消失 (心停止、呼吸不全、循環不全、過剰摂取、中毒などにより心臓が停止すること) を検出することができます。

Google は、Pixel Watch シリーズを発表してからの3年間、自動車事故検出や転倒検出、不整脈検出、ECG アプリ、安全チェックなど、ユーザーの安全と健康に関する機能を提供しており、これらに新たに「脈拍喪失検出」が加わります。

Pixel Watch 3は、41mmと45mmの2つのサイズで展開され、ディスプレイの明るさは最大2000ニトと、屋外でも視認性が高くなっています。また、バッテリー持続時間は最大36時間で、充電速度も向上しています。さらに、Fitbitとの連携により、フィットネスや健康管理機能も強化されています。

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なお、日本における「脈拍喪失検出」機能の提供開始については不明です。機能の詳細はヘルプページをご覧ください。

Source Google

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Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに50台以上の Chromebook を試し、Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。プロフィールはこちら

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