Google は 2026 年 6 月 4 日、Android および iOS 向け Google Health アプリのバージョン 5.01 の配信を開始しました。
5 月に Fitbit アプリから置き換わった Google Health バージョン 5.0 以降、初の大型アップデートとなり、栄養・フィットネス・睡眠・全般の 4 カテゴリにわたる計 16 項目の改善と問題の修正が含まれています。
配信はキャリアやデバイスによって段階的に行われ、今後 1 週間かけて順次展開される予定です。記事執筆時点で、筆者の Pixel 10 Pro 上でアップデートの適用を確認しています。


栄養機能の改善
今回のアップデートでは、栄養関連の改善が最も多く含まれています。なお、カスタム食品への新規追加は今後のアップデートで対応予定です。
- カスタム食品の閲覧・記録: 以前作成したカスタム食品を参照し、食事記録に追加できるように
- マクロ栄養素の目標設定ガイダンス: 目標値設定時に各マクロ栄養素の説明とガイダンスを表示
- サードパーティの食事ログ改善:
- Apple ヘルスケア経由の MyFitnessPal・Cronometer・LoseIt の記録が「その他」と誤分類される問題を修正
- Android ヘルスコネクトと Google Health 両方への同一アプリ接続時の重複取り込みも改善
- Apple ヘルスケアからの記録に名称がない場合はデフォルト名を付与
- iOS での単位切り替え: 検索結果からの食品追加時に計量単位を切り替えやすく
- グラフ表示の統一: 「今日」、「健康」、「栄養の詳細」の各ビューで栄養素・カロリーのグラフ表示を統一
修正されたいくつかの問題は、先週公開されたロードマップで告知済みの内容となっています。
フィットネス・アクティビティの修正
ランニング関連の 2 件の修正は、ロードマップで展開予定として告知されていた項目です。
- ワークアウトラベルの修正: ランニングが「その他のワークアウト」として誤って記録される問題を修正し、既存の記録を含め、正しくランとして表示
- ラップタイムの欠落を修正: ランのサマリーにスプリット(ラップ)が表示されない問題を解消
- マップの読み込み改善: GPS を使用したワークアウトのマップ読み込みが改善
- iOS での歩数の二重カウントを修正: Apple ヘルスケアとモバイルトラッキングの両方を有効にしていた場合に歩数が二重にカウントされる問題を修正
睡眠スコアの表示問題を修正
- 睡眠スコアの信頼性向上: 睡眠タブで一部ユーザーの睡眠スコアが表示されない問題を解消
全般的な修正
- Android の「今日」タブ: 最新情報が反映されない問題を修正。新規ユーザー向けのカーディオロード対応デバイスのデフォルト設定も更新
- iOS でのアカウント移行: Fitbit アカウントから Google アカウントへの移行がブロックされる問題を修正し、移行フローを再度開始することで完了できるように
- ファミリー&フレンド画面 (iOS): 読み込みが遅い・読み込めない問題を修正
- アクセシビリティの強化: iOS の VoiceOver および Android の TalkBack 向けに、ボタンとグラフの操作性を改善
Fitbit から Google Health への移行についてはこちらの記事をご覧ください。
まとめ
バージョン 5.01 は、Fitbit から Google Health への移行直後にユーザーから多く報告されていた問題に正面から対応したアップデートです。
先週公開されたロードマップに盛り込まれていた、ランニングの誤ったワークアウトラベル、ラップタイムの欠落、食事の記録の重複取り込みの 3 件はいずれも今回修正されています。
ロードマップにはこのほかにも、Fitbit Air のライブトラッキングの安定性向上や TCX エクスポートの修正など、未対応の項目が引き続き残っており、今後のアップデートでの対応が期待されます。
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