Google は、ヨーロッパ最大の教育テクノロジー展示会 BETT 2025 で、Chromebook と Google Workspace for Education の管理者向けの新機能を発表しました。
一部の機能については、すでに Chrome Enterprise および Education 管理者向けリリースノートに記載されているものも含まれています。
目次
Google Workspace for Education の新機能
- サードパーティ アプリの承認をより細かく制御 : 組織部門を使用してサードパーティ アプリのポリシーを制御し、管理コンソールのレポートを使用してユーザーレベルの分析情報を確認できます。教育者は生徒に代わってアプリへのアクセスをリクエストできるようになりました。
- Google フォームでの共有および返信ポリシーの適用 : Google フォームで追加のドライブ共有ポリシーを適用することで、データ盗難のリスクを軽減します。管理者は、ドメイン内のユーザーが外部ドメインに属するフォームに返信したり共有したりできるかどうかを制御できるようになります。フォーム作成者は、特定のユーザー、グループ、または対象ユーザーへの返信アクセスを制限できます。
- PDF の電子署名をリクエスト : Google ドキュメントやドライブに保存されている PDF 内から、安全な電子署名を電子的にリクエストできます。電子署名は、HIPAA、GDPR など、多くの業界規制に準拠しているため、高価な電子署名ソリューションの代替手段として有効です。
Chromebook の新機能
- コンテンツ転送: 生徒が卒業または転校するときに、アカウント、ファイル、その他のデータを教育機関が提供するアカウントから任意の消費者アカウントに移行できます。
- 学校外での Chromebook の使用時間を管理: オフ時間ポリシーを使用して、生徒が学校が管理するデバイスで個人アカウントを使用することを許可できます。また、新しい ChromeOS デバイス ポリシーである「デバイス制限スケジュール」により、学校の Chromebook に自宅でログインできる時間を制御できます。
- デバイスに関する分析情報を取得: IT 管理者は、Google 管理コンソールの中央デバイス ハブで、デバイス群に関する情報をすべて取得できます。ハブでは、潜在的な問題に基づいてプロアクティブなアラートも提供されます。
- Google 管理コンソールでポリシーとデバイスを簡単に見つける: ポリシーのフィルタリングが簡素化され、新機能のリリースや最も人気のある設定をすばやく把握できます。また、機械学習によってユーザーの意図に基づいてランク付けされた結果が提供され、自然言語を使用して必要なポリシーを見つけられます。
- ChromeOS Flex の新しい機能強化: ChromeOS Flex のインストール後にデバイスを学校のドメインに自動的に登録する機能である自動登録が追加されました。また、ChromeOS Flex はファームウェア アップデートを直接受信できるため、デバイスが最新のセキュリティ パッチと機能強化で常に最新の状態になります。
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