Gboardのスタイラスペンによる手書き機能がPixel Tabletなどに展開

2023年12月18日

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Google は Android タブレットの Gboard (キーボードアプリ)を利用するスタイラスペンの手書きサポートを展開しました。この機能は今年8月に発見され、近々リリースされる可能性が示唆されていました。

この機能は Gboard の[設定]から｢タッチペンを使用してすべてのテキストフィールドに書き込めます｣という説明の[テキストフィールドへの書き込み]という項目で確認することができます。[試してみる]というボタンをタップするとスタイラスペンを使ったチュートリアルが表示されます。タッチペンによる手書きでできることは以下の6つです。

書き込み : タッチペンを使って手書きした文字は、自動的にテキストに変換されます
削除 : タッチペンを使って、削除する文字、単語、フレーズをかき消します
選択 : 文字、単語、フレーズを丸で囲んで選択します
挿入 : タッチペンを使って、新しいテキストを追加する部分にカーソルまたは矢印を描きます
結合 : ｢|｣をテキストの間に描いてスペースを挿入したり、スペースの前後にテキストを結合したりします
改行 : テキストを新しい行に移動するには、タッチペンを下に動かしてから左に動かします

実際にドキュメントで書き込みを行ってみたところ、スタイラスペンで画面をタップすると左端にフローティングツールバーが表示されます(デフォルトで左端の中央、ペンでドラッグすると上下の位置を変えたり右端に移動できる)。このツールバーでは、削除、改行、絵文字、現在の言語設定の4つが表示されますが、言語設定をペンでタップするとさらに設定、手書き入力のデモを試す、画面キーボードを表示する、クリップボードを表示、翻訳を表示というメニューが表示されます。

想像しているもちゃんと書き込んだ文字を認識しており、漢字でも問題なく認識しました。キーボードの初期設定によってはUSになっているので、ツールバーからちゃんと日本語(あの表示)に切り替えないと日本語の手書きを認識してくれません。あと、削除のジェスチャーが少し不便でたまに選択として認識されてしまうこともありました。