Googleは Android 14 の最初の Developer Preview 版を公開し、そのタイムラインも発表しました。Android 14はパフォーマンス、プライバシー、セキュリティ、アクセシビリティ、ユーザー カスタマイズの機能強化を中心にアップデートされます。
Developer Previewは2回のリリースが行われ、2月のリリースでは開発者のフィードバックに重点を置いた初期ビルドで、新機能やAPI、動作の変更などが含まれています。2回目は3月にリリースされ、機能の追加、API、動作変更等が含まれます。
前回のリリースと同じく、Android 14 Betaは4月から開始予定となっており、これまでのGoogle I/Oが開催される5月のタイミングよりも1ヶ月早くなっています。最終的なリリースは8月頃を計画しているようで、直前の7月には2回のベータ版アップデートも予定しています。
これらの段階的なリリースは、以下のような内容を含みます。
- ベータ 1 (4 月): 最初のベータ品質のリリース、Android ベータに登録するアーリー アダプターへの無線アップデート
- ベータ 2 (5 月): 段階的なベータ品質のリリース
- ベータ 3 (6 月): 最終的な API と動作を含む最初のプラットフォーム安定性マイルストーン。Playパブリッシングもオープン
- ベータ 4 (7 月): 最終テスト用のほぼ最終ビルド
- ベータ 5 (7 月): 最終テスト用のほぼ最終ビルド
- 最終リリース: AOSP とエコシステムへの Android 14 リリース
なお、すでにAndroid 14 Developer Previewに含まれる変更点が多数報告されており、例えばデュアルSIMを利用している場合、回線が不安定になったときなどに手動でSIMを切り替えなくても自動的に最適な回線のSIMに切り替えてくれる機能が追加されています。
デベロッパー向けのAndroid 14 リリースタイムラインの詳細やAndroid 14に関する情報については、Google公式ブログなどをご確認ください。
