これまでGoogleドライブでマイクロソフトのオフィスファイルを開こうとすると、閲覧モードか編集モードかを選択するダイアログが表示されていましたが、今後は直接編集モードで開くことになります。
すでにAndroidアプリでは適用されているようですが、Chromebookなどで使うWeb版Googleドライブにもこの変更が加えられていきます。
この動作によって、オフィスファイル(.docx、.doc、.ppt、.pptx、.xls、.xlsx、.xlsm)を開くとすぐ編集可能となりますが、右クリックメニューもしくはキーボードの”P”キーを押しながらダブルクリックすることでプレビューモードを使うことができるようなので、プレビューだけしたい場合でも問題はありません。
今回の機能は、オフィスファイルを開いてさっと編集ができるようになるだけですが、オフィスファイルをGoogleドキュメント、シート、スライドのインターフェースで編集することができ、過去に変更があったようにコメントや共同編集も可能です。
また保存する際には、既存のオフィス形式で自動で保存されるため、オフィスファイルであっても”いつもどおり”に編集することができます。
この変更はすべてのユーザーに適用されますが、以下の2つが例外とされています。
- パスワードで保護されたオフィスファイルは編集モードではなくプレビューモードで開く
- Chrome拡張機能「ドキュメント、スプレッドシート、スライドのOffice編集」がインストールされている場合、拡張機能にリダイレクトされるため(プログラムから開く、を選択した場合と同じ動作になる)
現在、多くのユーザーにむけて実装中ですが、今後数週間以内には完了すると公式ブログが伝えています。
小さな変更かもしれませんが、さっと開いて編集したい場合にあの選択肢は正直不要だと感じますし、編集までの選択肢が減って手間も減ってラクになるなら、それはそれで良いことかと思います。