この記事では、2025 年 4 月 12 日から 4 月 18 日 までの間にあった Chromebook / ChromeOS および関連サービスの主な出来事をまとめる「週間まとめ」です。
今週は ChromeOS の安定版メジャーアップデート ChromeOS 135 がリリースされ、新機能が多数追加されました。また、LTSチャンネルの更新や、開発中の次世代デバイスに関する情報も出ています。
今週の ChromeOS / Chromebook 関連ニュース
今週は ChromeOS アップデート情報を中心にお届けしています。
Chromebook 向け ChromeOS 135 安定版が展開。画像検索やマウスファストペアなど追加
ChromeOS 安定版チャンネルに、メジャーアップデートとなる ChromeOS 135.0.7049.104 の配信が開始されました。このアップデートでは、ChromeOS Flex への新しい Bluetooth スタック「Fluoride」の展開、ランチャーでの画像の内容による検索機能、マウスのファストペア対応、ユーザー補助機能の改善などが含まれます。また、筆者が確認した日本語入力に関する不具合の修正も含まれていました。
ChromeOS LTS-126 チャンネルにアップデート配信、セキュリティ修正を実施 (v126.0.6478.270)
主に法人や教育機関で利用される長期サポート(LTS)チャンネルのうち、古いブランチである LTS-126 向けにセキュリティ修正を含むアップデート 126.0.6478.270 が配信されました。
Kompanio Ultra 搭載 Chromebook 「Navi」は OLED ディスプレイ、14インチの可能性が示唆
開発中の高性能 ARM Chromebook 「Navi」について続報です。OLED ディスプレイ搭載の可能性を裏付けるコミットに加え、DPI(163 DPI)情報が明らかになりました。これにより、以前予測されていた16インチ4Kではなく、14インチFHD+(16:10)クラスのパネルが搭載される可能性が有力になりました。
ChromeOS 135 の管理者向けリリースノートが公開。バッテリーとストレージの新ポリシー追加
すでに ChromeOS 135 が展開されていますが、今週は管理者向けのリリースノートも公開されていました。特にバッテリーとストレージの新ポリシー追加が注目点です。
まとめ
今週は、ChromeOS 135 の安定版リリースに伴う新機能の話題が中心となりました。特に Flex への新Bluetooth スタック展開や画像検索、ファストペア対応デバイス拡張などは多くのユーザーの利便性を向上が期待できます。また、そろそろ新しい Chromebook のリリースイベントも近づいているため、開発中のデバイスに関する情報も引き続き注目です。