この記事では、2025年3月22日から3月28日までの間にあった Chromebook 関連の主なニュースをピックアップして紹介しています。
今週は ChromeOS 134 のマイナーアップデートが続けて配信されたほか、ChromeOS LTC 132 へのアップデートもありました。また、Acer Chromebook Plus 514 の新モデル情報が明らかになりました。
ChromeOS 134 に 2 回のマイナーアップデートが配信
今週、ChromeOS 134 に対して 2 回のマイナーアップデートが配信されました。
1 回目は 3 月 22 日付で、バージョンは「134.0.6998.130」へ更新され、パラグアイの夏時間廃止によるタイムゾーン変換の修正が行われています。
続いて 2 回目のアップデートは 3 月 29 日付で、バージョンは「134.0.6998.183」に更新されましたが、こちらについてはリリースノートに具体的な変更内容は記載されていません。
なお、現在 ChromeOS 134 では、日本語入力時の「きょう」や「いま」が正常に変換候補に表示されない問題や、Google Keep のリマインダー設定時にカスタム時間が選べない不具合も報告されています。これらの問題については、今後のアップデートでの修正が期待されます。
詳しくはこちら:
ChromeOS 132 LTC にマイナーアップデートが展開
長期サポート候補 (LTC) として提供されている ChromeOS 132 にも、3月26日付でマイナーアップデートが配信されました。バージョンは 132.0.6487.250 に更新され、1件の中程度の脆弱性が修正されました。
詳しくはこちらː ChromeOS 132 LTC のマイナーアップデートが展開
Acer Chromebook Plus 514 の新モデルが登場予定
Acer の Chromebook Plus 514 に、新モデル CB514-5H / CB514-5HT が登場することが明らかになりました。すでに公式サイトに製品ページが追加されており、14インチ 1,9200×1,200 ディスプレイ、最大 Intel Core 7 プロセッサ、クイックインサートキー、Wi-Fi 7、MIL-STD 810H などの仕様が確認されています。
詳しくはこちら: Acer Chromebook Plus 514 も新モデルが登場予定。公式サイトで一部スペックが公開
Google Workspace 関連のニュース
最後に Google Workspace 関連のニュースをまとめてお伝えします。今週は Google ドライブやスライドの機能のアップデートや Google Meet の動的レイアウトの導入、Workspace ユーザー向けの Gemini 2.5 Pro Experimental の提供開始などがありました。
詳しくはこちら:
- Google ドライブに Gemini の「ナッジ」が登場、機能へのアクセスがよりスムーズに
- Google スライド、複数オブジェクトの比例スケーリングに対応
- Google ドライブ、PDF ビューアーの Gemini で日本語を含む20以上の言語を追加サポート
- Google Meet、参加者や環境に応じて表示を最適化する新レイアウト機能を導入
- Google Workspace ユーザー向けに「Gemini 2.5 Pro Experimental」が提供開始