先日の情報となりますが、シャープが教育向けPCとして「Chromebook」を2021年2月に国内で投入することを発表していました。
この機種は子会社となるダイナブックと共同開発されており、ダイナブックブランドのChromebookとして登場することになります。
Dynabookは東芝のPC事業がベースになっているわけですが、東芝といえば2014年に「TOSHIBA Chromebook (CB30-A3120)」という国内メーカー初のChromebookをリリースしています。
このモデル自体は海外市場向けにリリースされていまして、国内ではお目にかかることはまずなかったと思いますが、実は縁あって私がChromebookを知るきっかけになったデバイスでもあります。
それはさておき、その後継機として海外でも割と人気が出た「TOSHIBA Chromebook 2 2015」が登場したことで、ChromebookやChrome OSについて日本でも情報が取り上げられる事がたびたびありました。
しかしそれ以降はとくに展開はなく、気づけばシャープに買収され、子会社化されてDynabookとなりましたが、再びChromebookをリリースするというのは何とも言えず嬉しい気持ちになりますね。
一応、Chromium Gerritなどで情報を探してみましたが、それらしい情報は見当たらない(というかどれかわからない)ため、「NEC Chromebook Y」シリーズのようにしれっと発表される可能性があります。
引き続き情報は追っていきますが、国内メーカーがChromebookをリリースするということだけでも期待が高まります。
ただ、プレスリリースというより日経の有料会員限定記事なので、今後の広い発表に期待ですね。