先日、Chromebook「Hatch」というコードネームの機種に関するベンチマークについて紹介していますが、今回はその「Hatch」がベースとなったChromebook「Jinlon」という機種が開発されていることがわかりました。
このChromebook「Jinlon」と呼ばれるモデルは、「Hatch」をベースにしているため、第10世代のIntel CPUやバックライトキーボード、指紋センサ、NVMe、Wifi 6、Bluetooth 5.0などをサポートすることが期待されています。
またChromium Gerritのコミットには、タブレットモード利用についてやLTE接続に関する記述があるため、少なくともChromebook「Jinlon」は、コンバーチブルタイプでLTEサポートのモデルである可能性が高いと言えます。
さらに、ChromeUnboxedによれば、この「Jinlon」はデュアルファンコントロールのサポートに関するコミットを発見しています。
ファンをサポートするChromebook、例えば第8世代Uシリーズを採用するいくつかのモデルにはファンが搭載されていましたが、当然ながらデュアルファンではありません。
参考元でも言っていますが、Core i7の、とくにChromebookに置いてはデュアルファンにする必要はないと思います。
もし仮に、Core i9や外部GPUが搭載するとなればわかりますが、現時点ではその確証はありません。
まさか「Stadia」向けのゲーミングChromebookということもないと思いますが…。
いずれにしても、現時点でははっきりとしたことはわかっていませんが、「Hatch」をベースにした、LTEサポートのコンバーチブルなChromebookが開発されているようだというのは確かですので、今後の情報に期待です。
参考 UPCOMING CHROMEBOOK ‘JINLON’ GETTING A MYSTERIOUS FEATURE WE’VE NOT SEEN BEFORE