今回はBluetooth接続のワイヤレススピーカー「Tribit Stormbox」のレビューをしていきます。なお、今回のレビューは実機を提供して頂きました。
このスピーカーは、約360度の全方位型スピーカーとなっていて、水筒ほどのコンパクトサイズでIPX7相当の防水性能を備えているのが特長です。
ということで、まずはスペックから紹介しておきます。
製品仕様
Bluetooth仕様 | Bluetooth 4.2 約30メートル |
Bluetoothプロファイル | A2DP AVRCP HFP HSP |
出力 | 12W ×2 ≧80dB 70-20KHz |
連続再生時間 | 約20時間 |
ポート | microUSB AUX |
防水等級 | IPX7 |
サイズ | 180×68.77×68.77mm |
重さ | 約545g |
独自のX-Bass技術を搭載し、低音を強調する機能が搭載されているのも特長です。
バッテリー駆動時間も約20時間と長いですし、ストラップもついているので水場やアウトドアなど外で使うことができます。また、スピーカー機能だけでなく、マイクもの備えているため通話も可能となっていますが、今回は試していません。
ではさっそく開封と外観チェックをしていきます。
開封
化粧箱の表面と裏面。
国内販売されているモデルで、技適も取得していますが箱書きは英語となっています。
箱を開けるとこのようになっていました。
丸形に近い本体なので、タンブラーが入っているような感じになっていますね。
続いて付属品について。
取説類とMicroUSB to USB-Aケーブルが入っています。
箱書きは英語でしたが、取説は日本語訳されているページがあるため、ペアリングや使い方で困ることはないと思います。
では本体の外観を見ていきます。
外観チェック
本体の上部と下部、というより表面と裏面になります。
表面にはわかりやすく、操作ボタンが大きく設置されていて、”+”と”-“は音量の操作、”○”は再生・停止ボタンとなっています。
裏面には、電源ボタンと通知LED、Bluetoothボタン、「XBass」オンオフボタン、カバーの下にAUXとmicroUSBポートがあります。
カバー部分はかなりしっかりとしているため防水性能も納得ですが、硬めで開けづらいので、水場で使うことがなければ開けっ放ししちゃうかも。
裏のボタン類は、通知LEDも含めてちゃんと点灯や点滅して通知してくれるので、このあたりも使い勝手は悪くないと思います。
全体の雰囲気はこんな感じです。
ちなみにサイズ感で言うと、500mlのペットボトルとほぼ変わらず、重さも同程度の578gなのでイメージしやすいと思います。
このサイズであれば、持ち運ぶのも苦ではないですし、机の上においてもさほど邪魔にはならないので、ちょうどよいサイズ感だと思います。
また、縦置きしたときに上部となる部分には、ストラップが取り付けられています。
そのためどこかに引っ掛けたりもできますし、もちろん横置きにしても使うことができます。
実際に使ってみた
ということで、実際に数日「Tribit StormBox」を使ってみました。
Bluetoothなので接続は簡単ですが、複数台接続ができるわけではないので複数台を切り替えて使うには、一度ペアリングをやり直す必要があります。
私の場合、机の配置の関係で縦置きできると良かったので、「Tribit StormBox」はちょうど良いモデルだと思いました。
ワイヤレス充電中のスマホと並べて置く感じにして使っています。
音質については、高音もうるさくありませんし、”XBass”機能をオンにするとサイズの割に低音も良い音が出ていると思うので、価格を考えても悪くないと思います。
360度全方位スピーカーということもあるので、縦で置いても横で置いても、そこまで音の広がりが変わらないのも良いですね。
あとは横置きに限定されないことで、置き場所もそこまで気にしなくていいですし、防水性能もあることで水場の近くやお風呂でも使うことができるので、使用場所も気にしなくて良いので使い勝手は良いと思います。
とにかく使ってみて、ポップな見た目や価格のわりに音も結構良いから、悪くないなという印象です。
基本的に屋内でしか使っていないのでバッテリー駆動時間の正確な数値はわかりませんが、さすがに公称値20時間は持たないだろうなという印象です。
とはいえ、一日外に持ち出して使う分には問題なさそうです。
まとめ
アウトドアやお風呂に限らず、水場で使うことを考えている場合や縦置きにメリット感じる方であれば、選択肢としては悪くないと思います。
また今回の実機はポップなブルーでしたが、ブラックもあるので机や部屋の雰囲気に併せて選択することもできます。