正直、Chromebookで使うには持て余すんじゃないかと思って手が出なかったんですが、我慢できずついに「Logicool MX2100sGR MX Master 2S」ワイヤレスレーザーマウスを購入してしまいました!
海外のレビュー動画とか見てると、結構このマウスを使っている人も多いですし、総じて評価が高い印象を受けたので使ってみたかったんですよね。
ただ皆さん、WindowsやMacで使っている(当然ですが)ので、果たして私のようなChrome OS使いがこれを使いこなせるのかどうか…。
ということで今回は、「Logicool MX Master 2S」を開封しつつ、Chromebookで使ってみるとどんな感じかをレビューしていければと思います。
スペック
まずは基本的なスペックについておさらいです。
サイズ | 縦126 × 幅85.7 × 厚み48.4mm |
重さ | 145g |
センサー | Darkfieldレーザーセンサー (ガラス面などでもトラッキング可能) |
初期解像度 | 1000dpi |
最小〜最大値 | 200dpi 〜 4000dpi |
ワイヤレスシステム | アドバンス2.4Ghz |
ワイヤレス動作距離 | 約10m |
電池 | バッテリー式(500mAh) 1回のフル充電で最長70日 microUSBポート |
その他 | Logicool FLOW対応 最大3台とペアリング可能/切り替え可能 Bluetooth/unifying(USB)接続可能 |
そもそも「MX Master 2S」を選んだポイントは5つあります。
- ガラス面でのトラッキングも可能なDarkfieldレーザー
- バッテリー式であること
- 最大3台とペアリングが可能
- 本体底面にあるボタンで切り替え
- Logitech好き
こんな感じですね。
サイズ感が以前使っていたマラソンマウスに近いということもありましたし、レビューの評価もかなり良かったので最終的にコレです。
ぶっちゃけFLOW機能に関しては、私の環境に関してあまり役に立たないのでスルーです。
ではさっそく開封していきます。
開封
まずは化粧箱。
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いつもどおりの感じです。
この時点で、かなりデカイと思ってしまいました。
(今回は実物をちゃんと試して買ってないので…)
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箱裏の特長や要件について。
残念ながらもっともウリのFLOW機能はChrome OSでは使えません…。
早速中身を確認します。
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取説とmicroUSBケーブル、Unifyingレシーバー、本体です。
一応、Chrome OS用のUnifyingアプリが存在するので、1つのレシーバーで複数のLogicool周辺機器を使うことができるはずなのですが…。
私の環境ではなぜか反応せず。
いずれにせよ「MX Master 2S」マウスだけを接続するつもりなので、ブルートゥースで接続することを選んでいます。
ということで、外観をチェックしていきましょう。
開封 / やっぱデカイ
まずは手前側から。
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このフォルムがまた良いですよね。
ちなみに左側の親指が乗る部分もスイッチになっています。
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奥側の部分。
ロジっぽい、普通のデザインとフォルムです。
ホイールは普通に回すとカチカチと止まりますが、勢いをつけるとストッパーがはずれ高速スクロールが可能になります。
もしくは、この写真で言うとホイールの上にある四角いボタンをおすと、ストッパーのオンオフができ、常に高速スクロールするようにもできます。
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本体の充電はこの部分から。
microUSBによる充電なのが正直残念なところです。
しかし、3分以内の充電で1日中持つほどは充電できますし、フル充電であれば70日以上の使用が可能になっています。
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そして左側面。
こちらもスクロール可能なボタン部分とカスタマイズ可能な進む・戻るボタンがあります。
このスクロール部分、Chrome OSだと割り当てられないので機能しません…残念すぎる。
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こちらが底面です。
まだ最初のシールが貼りっぱなしですが、要はボタンをおすと最大3台までのペアリングを切り替えられます。
結構便利なんですよね、これ。
大きさを比較
とりあえず手持ちで動かしているLogicoolのマウスを並べてみました。
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左から「M337」、「Master 2S」、「M705」です。
このところBluetooth接続ができる「M337」を使っていましたが、腰を据えて作業するにはちょっとコンパクト過ぎる感じがしたんですよね。
そこで「Master 2S」をと思ったんですが、サイズ感違い過ぎて正直ビビリました(笑)
サイズ感で言えば、「M337」以前に使っていた「M705」と近い感じですが、それよりも大きいと思います。
逆を言えば、「Master 2S」は持ち運ぶにはちょっと大きすぎるというところです。
なので私は、持ち運び用として「M337」をカバンに入れっぱなしにしておき、家では「Master 2S」で作業というように分けて使っています。
本当なら家ではUSBハブにunifyingレシーバーを刺して使いたいんですが、前述のとおり何故か反応してくれないので、どちらもBluetooth接続で利用しています。
Chromebookで使ってみて
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ということで、実際には家では動画再生用に使っている「Chromebox」とメイン作業用の「Pixelbook」を切り替えながら使用していますが、使い勝手はとても良いと思います。
しかしFLOW機能をはじめ、「Master 2S」のウリの機能を使い切れないですし、ボタン類のカスタマイズもできないため、ぶっちゃけ無駄になります(笑)
母艦のWindowsやMacがあって、そのついてにChromebook等で使うという方が無駄にならず良いかと思います。
このサイズ感などが好みの場合、Chromebookだけで使うことを考えたら「M705」とかの方がお財布的にも良いかと思います。
ただmicroUSBとは言え充電できるのは便利ですし、バッテリー駆動時間も長いので、持ち運ぶことを重視しなければ、「Master 2S」は悪くないと思います。
持ち運ぶことを考えるのであれば、同じような条件かつよりコンパクトな「MX1600sGR ANYWHERE 2S」の方が良いかもしれませんね。
デスクトップや家置ノートパソコン用に今後のことを考えて、良いマウスが1台欲しい!ということであれば「MX Master 2S」はとても満足の行くマウスだと思います。
正直、Chromebookのために買うのであれば、コレじゃなくても良いか…と思います。
まとめ
ということで、ざっくりではありますが「Logicool MX Master 2S」マウスの開封とレビューをしてみました。
個人的には「MX Master 2S」を購入して満足していますが、Chrome OSではボタンカスタマイズができないのがやっぱり残念ですね。
サイズ感がかなり大きいので、手の小さい方や女性だと苦労しそうな印象がありますが、WindowsやMacならボタン類のカスタマイズも問題ないですし、手元でより多くの操作を行ってラクをしたいという方にはとてもオススメのマウスだと思います。
お財布とサイズと要相談…という感じですが、Amazonで買えば多少安価で購入できますし、そんな後悔はしないので気になっている方は買っちゃってもいいと思います。
ただ最後に改めて言わせて頂きますが、Chrome OSだとせっかくの高機能が無駄になるので、この場合はちゃんと考えて購入してくださいね。
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