「EarFun Free 2020 最新進化版 完全ワイヤレスイヤホン」をレビュー。さらに使いやすくなりました

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昨年の9月に、気になって自前で購入した「EarFun Free 完全ワイヤレスイヤホン」ですが、一部の機能改善などが施されて「EarFun Free 2020 最新進化版」として登場したので、改めてレビューしていきたいと思います。なお、今回のレビューにはEarFunテクノロジーから実機を提供して頂いています。

昨年に登場したモデルも価格を抑えたものであるに関わらず、ワイヤレス充電や駆動時間の長さなど魅力的な部分がありました。しかし、一部の操作がイヤホンで出来なかったり、片耳で使う場合には右側だけに固定されてしまうなど、細かい部分の使い勝手が良くなかったのも正直なところでしたが、今回の「2020 最新進化版」では、そういった部分が改善されて、より使いやすくなっています。

目次

EarFun Free 2020 最新進化版 の特長

まずは基本的な性能と特長から紹介です。

  • 完全ワイヤレスイヤホン
  • IPX7相当防水
  • Bluetooth 5.0
  • Hi-Fi高音質
  • ハンズフリー通話対応
  • 音声アシスト対応
  • 自動電源オン・オフ
  • 自動ペアリング
  • イヤホン最大6時間、充電込最大30時間駆動
  • USB-Cポート充電
  • Qiワイヤレス充電対応
  • 片耳 約5.5g
  • ケース込 57g

性能面では昨年のモデルと大きな変化はありません。

とは言え、5,000円未満で購入できる完全ワイヤレスイヤホンとしては、十分過ぎる機能を盛り込んでいると思います。

USB-CポートとQiワイヤレス充電に対応していること、連続駆動時間がおよそ6時間となっていて、ケースの充電と合わせて最大30時間の音楽再生ができるため、普段の通勤や通学にはもちろん、長時間・長距離の移動にも最適なイヤホンとなっています。

2020年モデルが昨年よりもアップグレードしたところは主に2つです(公式より)。

変更点①:TWS技術とBluetoothの品質強化

まず、TWS技術とBluetooth通信品質の強化により、左右いずれかのイヤホン単独でスマートフォンとペアリングすることが可能です。

前モデルや低価格帯ワイヤレスイヤホンの多くは、右側のイヤホンだけしか単独ペアリングできませんが、「EarFun Free 2020 最新進化版」では左右どちらでも単独で使うことが可能です。

また、Bluetooth接続台数に制限がなく、接続機器のBluetoothをオンにすればすぐペアリングすることができます(ここは同じかも)。

変更点②:ボタン操作が追加

もう一つは、イヤホンのボタンでできる操作が増えました。

昨年モデルは、イヤホン本体で”再生/一時停止”、”曲送り/曲戻し”、”電話を受ける/切る”、”着信拒否”、”音声アシスト機能”、”電源オンオフ”などの操作だけでしたが、「EarFun Free 2020 最新進化版」では、”音量調節”、”通話を切り替える”、”新規デバイスに接続する”という操作が追加されました。

あまりイヤホンでの通話をしない私としては、音量調整ができるようになったのが嬉しいですね。

ということで、早速開封して中身をチェックしていきます。

開封

まずは化粧箱から。

こちらも前モデルと大きな変化はありませんが、ぱっと見てわかるように特長が書かれています。

蓋をあけると、クッションでちゃんと保護されているので好感が持てます。

続いて内容物を確認してみます。

取説類とUSB-C to Aケーブル、SサイズとLサイズのイヤーピースが入っています。

Mサイズのイヤーピースはすでに本体に装着済みです。

続いて、外観チェックをしていきます。

外観チェック

形状も前モデルと全く同じとなっていて、やや大きめの印象を受けるのは相変わらずですが、握り寿司とかお菓子のダッグワーズぐらいのサイズなので、大きすぎるというわけではないと思います。

現時点では、本体の色がホワイトだけとなっているようですね。

前後の側面には、ケースの残りバッテリーを把握できるLEDインジケータとUSB-Cポートがあります。

LEDインジケータで確認するためには、一度フタを開けないといけませんが、30時間も持つ容量なので、使うたびに確認しておけば、なくなってしまうことはまずないと思います。

フタを開けたところとイヤホンを収納した状態です。

マグネットでカチッと収納されるため、ズレたりしにくいので仕舞いやすいですね。

ちなみにイヤホンの充電が開始すると、イヤホン側の赤いLEDが点灯し、ケースを充電するときには、ケース側のLEDが白色で点灯します。

こんな感じです。そして、イヤホン本体とケースに入れた状態での重さです。

イヤホン本体は片耳6g、ケースに入れても59gと大きさから見ると意外と軽く、バッテリーも長持ちしするので日常使いのワイヤレスイヤホンとしては十分だと思います。

続いてイヤホンですが、こちらも前モデルとサイズは変化はなく、コンパクトというほどではないですが、大きすぎるということでもありません。

ただ、ブラックに比べてホワイトは着けたときに少し目立つかもしれません。

とは言っても装着感は悪くないですし、密閉型なので動きがあっても簡単には外れたりしないので、フィットネスやワークアウトで使うにも問題ないと思います。

あとは見た目のわりに軽いというのも良いところかも。

実際に使ってみて

前モデルを使っていたので、それと交換する感じで2日ほど使ってみましたが、5,000円以下で購入できる完全ワイヤレスイヤホンとしては、かなり良い出来であることは間違いないと思います。

もともと、Bluetoothの接続の仕方は簡単でしたし、バッテリーの持ちも良く使い勝手は良いと思います。

前モデルがイヤホン側から音量調整が出来なかったのがネックでしたが、新モデルではそれができるようになったので、いちいちスマホを取り出して操作せずによくなりました。

ただ、ボタン操作のときの押し込みは相変わらずちょっと硬めなのが残念かな。それでも前モデルよりも押しやすくはなったと思います。

また、右耳だけでなく左耳だけでも通話、音楽等を聞くことができるようになりましたので、何かの作業中などにいずれかの片耳だけで使えるようになったのも良いところだと思います。

ちなみに片耳いずれかを使う場合には、一度両方をペアリングさせた上で、ケースから片方だけを取り出すか両方取り出してから片方をケースに戻すと、片方だけでペアリングさせることができます。

ノイズキャンセリング機能はありませんが、密閉型のおかげでもあって遮音性能はそれなりに高くなっていますし、音質についても、低音もしっかり聞こえますし高音も煩くはないため、価格から考えれば十分に良いと思います。

しかし、Bluetoothのプロファイルがapt-xに対応していないため、音質に拘る方などにとっては物足りないかもしれませんが、そこまで音質に拘らない方や、普段使いとして低価格で使いやすい完全ワイヤレスイヤホンを探しているような方であれば、良い選択肢だと思います。

まとめ

ということで、今回は「Earfun free 2020 最新進化版」についてのレビューでした。

5,000円以下でUSB-Cとワイヤレス充電に対応し、左右独立ペアリングも可能で、それなりに遮音性能もあって音質も悪くないので、通勤や通学、ワークアウトはもちろん普段使いの完全ワイヤレスイヤホンとしてはかなりオススメのできるモデルだと思います。お手頃価格の完全ワイヤレスイヤホンが欲しいなと思っている方は、ぜひこの機会にチェックしてみてください。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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