アトラスのMac mini ドッキングステーション(8in1 TypeC ハブ / USB-C Hub)をレビュー

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M1 Mac miniを導入して困ったことと言えばインテルモデルよりもポートが減らされたことで、これまでノートパソコンと兼用でUSB-Cドッキングステーションを使っていました。

ただそれだと机の上がゴチャっとしてしまうため、それを避けるためにMac mini用にドッキングステーションかハブの購入を検討していたわけですが、候補としてMacの周辺機器でお馴染みとなったSatechiの「Type-C アルミニウムスタンド&ハブ」を考えていました。ただ、私のM1 Mac miniはストレージが256GBのため、写真編集などをすると外付けHDD/SSDがほぼ必須状態なので結局外付けしなければならず、スッキリとはさせれない問題が出てきます。

これを解消する方法を考えていたところ、 必要なポート数と2.5インチ SATA接続SSD/M.2スロットが含まれた「アトラス Mac mini ドッキングステーション(8in1 Type-C Hub)」を発見しました。 同じような商品がいくつかありましたが、商品ページにしっかり情報が書かれているという一点から、これの購入に踏み切りました。

ということで今回は、「アトラス Mac mini ドッキングステーション(8in1 Type-C Hub)」 のレビューをざっくりとまとめていきます。

目次

実機レビュー

まずは本体の外観をチェックしながら、搭載されているポートについて紹介していきます。

本体外観とポート

まずは本体の上側面部分です。

上から見るとロゴのないMac miniという印象でサイズはMac miniとぴったり合うため、まさにMac miniのための製品と言えますが、よくよく見ていくと微妙に素材感とテクスチャーが異なります。なので”かなり近い見た目”という感じです。

続いて本体の側面で、手前側になる部分は各種ポートが搭載されています。

ポートは左側からそれぞれ、

  • USB-A(3.0)
  • USB-A(3.0)
  • USB-A(3.1)
  • SD/MicroSDカードリーダー
  • USB-C(3.1)
  • LEDインジケーター

となっています。一つ前のモデルのレビューを見ると、USBポートの取り付け位置が逆を向いていたので、USBメモリなどはを逆さになってしまうことが指摘されていましたが、今回は新モデルのためその問題は解消されていました。

奥面部分には、USB-Cポートが2つあり、Mac miniと接続するポートと電源接続用のポートとなります。

商品ページでも記載があるとおり、片方が電源接続用ポートとして機能していますが、前面のいずれかのポートに外付けHDD/SSDを接続しなければ、電源を取る必要はありません。

そのため、本体内部にSSDを搭載して使う場合には電源は必要なく、私もSSDを本体に搭載して使いましたが、とくに問題なく動作しています。

そしてSSD/HDDを搭載できる底面部分。

底面部分を開けると、2.5インチSSD/HDDのSATA接続(9.5mm以下)とM.2スロットがあり、M.2スロットはM-Key、B&M Keyに対応し、2230~2280の長さを搭載可能となっています。

また同梱品にはドライバーや留め具なども含まれていますので、準備するものはSSD/HDDだけで良いというのもメリットだと思います。

Mac miniと接続

Mac miniと接続するには、付属のUSB-C to USB-Cケーブルを使うのがかんたんです。もちろん自前で別メーカーのものがあればそれを流用も可能です。

Mac miniと重ねてみたところはこんな感じ。

重ねてズラして見ると素材感の違いや色の微妙な違いがあると感じますが、ピッタリ重ねてしまえば特に気になるものでもありません。

横からみると微妙な違いをまた感じますが、一体感はあってポート類も充実しているため、使用感としてはとても素晴らしいと思います。

一方で、商品ページにも書かれているとおり”Mac miniの上に置くこと”を考えられたドッキングステーションなので上に置いたときには一体感があって良いのですが、Appleのロゴを出したいと思ってドッキングステーションを下側に配置すると、Mac mini本体の凹凸の影響で微妙なスキマができてしまいます。

ドッキングステーションを上に配置したときには、足が滑り止めになるため抜き差しで本体が滑ることはありませんが、下に配置したときにはわりと滑るので、もしMac miniの下にドッキングステーションを配置したい場合には、滑り止めシートなどを使うほうが良さそうです。

実際の使用感

Mac miniと一体感があるドッキングステーション、というだけで使用感としては普通のUSB-Cハブだと思います。

動作音などがあるわけでもなく、前面に外付けHDD/SSDを接続しなければ電源不要な点も良いと思います。

またそもそも本体に2.5インチ HDD/SSDやM.2 SSDを搭載できるため、他のハブよりも机の上はスッキリと見せることができますし、それ自体の使用も特に問題はないため便利には違いありません。

なお他の似た製品のレビューなどを見ると、スリープから復帰時などでHDD/SSDとの接続が切れるというものがありましたが、「アトラス Mac mini ドッキングステーション(8in1 Type-C Hub)」ではそういうことはなく使えています。

じっくり見ると素材感の違いが気になってこないこともありませんが、実用上に問題はないため、個人的にはアタリの買い物だと思っています。

まとめ

ということで今回は「アトラス Mac mini ドッキングステーション(8in1 Type-C Hub)」のレビューでした。

正直、Satechiの方がレビューやユーザーも多いため安心感はあると思いますが、私のように外付けHDD/SSDすら一緒にしたMac mini向けのドッキングステーションが欲しい人なら検討する価値はあると思います。

価格はAmazonで9,999円となかなか高級ですし、情報の少なさから二の足を踏むかもしれませんが私としては悪い商品ではないと思ましたので、興味のある人は「アトラス Mac mini ドッキングステーション(8in1 Type-C Hub)」をチェックしてみてください。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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