ASUSの「ROG Phone 2」を実機レビュー。ゲーミングスマホでも普通に使える!

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当ブログでは海外で発表されて以降、何度か紹介しているASUSのゲーミングフォン「ASUS ROG Phone 2」ですが、本日(11月20日)より日本国内でも販売開始を発表しました。

そして今回、ASUS様より「ROG Phone 2」の実機を数日間お借りすることができましたので、実機レビューをしていきます。

実はゲーミングスマホを手にするのってこれが3度目くらいですし、普段はスマホでゲームをすることが全くないので、私なりの使い勝手であれこれレビューをまとめたいと思います。

目次

スペック

まずは「ASUS ROG Phone 2」のスペックをおさらい。

 ASUS ROG Phone 2
OSAndroid 9 Pie
ディスプレイ6.59インチ AMOLED
2,340 × 1,080
120Hzリフレッシュレート
CPUSnapdragon 855 Plus
2.96GHz(8core)
RAM12GB
内部ストレージ512GB UFS3.0
1TB UFS 3.0
リアカメラ48MP
13MP
フロントカメラ24MP
バッテリー6,000mAh
ポートUSB-C
イヤホンジャック
その他画面下内蔵式指紋センサ
ゲーミングアクセサリ対応
サイズ171×77.6×9.5mm
重さ240g

このようなスペックになっています。

ディスプレイは、6.59インチのAMOLEDを採用し、さらに120Hzのリフレッシュレートとなっているため、キレイなだけでなく滑らかに動くのが特長です。

スペックについても現在では最上位CPUとなる、Snapdragon 855 Plusを採用し、国内で発売されるモデルは12GBRAMとストレージは高速なUFS3.0を搭載しているため、超ハイスペックなスマートフォンとなっています。

さらにリアカメラも48MP、フロントカメラ24MPと高画素ですし、バッテリーも6,000mAhなどゲーミングとしてだけでなく、日常として使うスマホとしても快適に活用できるモデルなのが嬉しいですね。

ゲーミングスマートフォンの名前のとおり、 「Xモード」と呼ばれるゲーミングモードがあり、すべてのシステムパフォーマンスをゲーム専用に切り替えることもできます。

さらにエアトリガーと名付けられた本体側面に設計されたタッチコントロールが存在しています。

家庭用ゲーム機で言う、L/Rボタンに相当するもので、タッチや押し込み、スライドなどの動作に対応しているようなので、ゲーム中に使い分けて操作することが可能となっています。

また、ゲーム中に専用のアタッチメントを取り付けることでエアフローを効率化させることができます。

ゲーム中はどうしても発熱が凄いですから、こういった仕組みをアタッチメントで用意してくれていると安心ですよね。

もちろん内部的にもエアフローや冷却システムはしっかりとしています。

ゲーム以外でも、長時間スマホで動画を見たりするときにも使えそうなので、面白い仕組みかも。

ということで、開封しつつ実機を触っていきます。

開封

今回はレビューユニットですが、しっかりと化粧箱に入っていましたので、簡単に内容物も紹介していきます。

化粧箱のデザインからゲーミングというかメカっぽさが出ててかっこいい。

中身はこんな感じ。

3つの面に本体、外付けクーリングシステム、付属品と収められています。

本体以外の付属品

付属品類はこちらの箱に入っています。

中身はこんな感じ。

ケース類と充電器などが付属しています。

せっかくの充電器は折り畳めないタイプだったので、ちょっとここが残念かも。

本体をチェック

では本体をチェックしていきたいと思います。

まずは目を引く裏面から。

ゲーミングらしいメカっぽいデザインに仕上がっています。

背面のロゴ部分が発光してカラーも変更できるのが好きかも。

デュアルカメラ部分もアップに。デザインもちょっと変わった感じ。

続いて側面部分。

左側面は、横持ち時の充電用、クーリングアタッチメントを取り付けるための、もうひとつのUSB-Cポートが備えられています。

右側面は、電源ボタンとボリュームボタン、エアトリガー部分となっています。

物理ボタンではないため、このようにデザインが施されています。

デザインはメカメカしいですが、しっかりと作られている感じが良いですね。

実際にあれこれ使ってみる

では起動してみます。

どうでも良いことですが、起動時のジャキーンみたいな効果音がカッコイイ(笑)

あと「ROG Phone 2」には通知LEDがあるんですね。

充電時はもちろん、各種通知があったときには、ここが点灯してくれます。

ゲーミングでありながら日常使いでもイケると思うのは、こういうところがちゃんとしているからっていうのもありますね。

初期設定を終え、起動したところです。

左右のベゼルも狭く、上下はやや残っていますが、スッキリとしたデザインになっています。

ゲームをするにもノッチがない方が視覚的に邪魔されずに済みますので、さすがですね。

こちらが起動時のプリインアプリと画面構成です。

ASUSスマホらしいアプリになっていますね。ATOKも入っていますし。

機能について

スペックのところでも紹介していますが、エアトリガーやゲーミングモードの設定なども、スマホの設定画面から行えるようになっています。

リフレッシュレートももちろん切り替えることができますので、通常時は60Hz、ゲーミング時には90Hzもしくは120Hzをプレイするゲームに合わせて切り替えることも可能です。

常時90Hz以上だバッテリーの消費も気になるところですので、少しでも長持ちさせたい場合はリフレッシュレートを下げるなど対応できるのも良いですね。

ベンチマークについて

続いてベンチマークテストの結果についても掲載しておきます。

実機で測定したAntutuとGeekbenchのベンチマークスコアです。

AntutuはXモード(ゲーミングモード)をオンにして測定してしまったと思いますが、かなりのスコアが出ていますね。

ほぼすべてのスマートフォンを超えるスペックになっていますので、ゲーミングでも日常使いでも、性能面で不満に感じることはほぼないと思います。

カメラについて

日常使いといえば、カメラ性能も十分なものだと思います。

48MPと高解像度のリアカメラを搭載していますが、出力は12MPとなっています。もちろん手動で48MPへの切り替えも可能です。

動画も4K60fpsの撮影が可能となっていますが、「ASUS ROG Phone 2」は連続撮影最大15分となっています。

大体のモデルが5分間の制限なので、最大15分というのは普段使いの動画撮影としては十分すぎるところかと思います。

カメラサンプル

ということで、写真のサンプルを数枚掲載しておきます。

いずれも12MPモードで撮影していて、もちろん補正などはしていませんが、かなりキレイに撮影できていると思います。

これなら普段使いのカメラ用スマホとしても十分活用できますね。

ゲームの動作も快適

あまりスマホでゲームをやらないので、とりあえずプリインストールされていたレースゲームで遊んでみました。

想像以上にヌルサクで、ちょっと試すだけがわりと遊んでしまった感じです(笑)

スピーカーも結構良い音出ていたように思いますので、音楽を流すデバイスとしても使えるのが良いところじゃないでしょうか。

ただ、じんわり熱いというか、熱はそれなりに持つので、気合を入れてゲームをするのであれば、付属のクーリングアタッチメントをつけるのがベストだと思います。

ちょっと重たい

ただ使っていて思ったのは、大きさと重さのところでしょうか。

本体のみで234gという重さがありましたので、片手で使うにもちょっとしんどいところがありますし、各種アタッチメントを持つと形態ゲーム機なみの重さになります。

なので、やっぱりゲーミングメインとして考える方が自然かもしれませんが、最近のハイエンドは大型化する傾向にありますので、あえて日常使いのハイスペックスマホにゲーミング「ASUS ROG Phone 2」を選ぶというのも面白い選択かもしれません。

まとめ

ということで、数日間ですが「ASUS ROG Phone 2」の実機を触ってみたレビューをまとめてきました。

付属しているもの以外にも、ゲーミング用のコントローラアタッチメントなどもありますので、がっつりゲームをする人はもちろん、空き時間などにゲーム機の代わりとして使おうと思う方にも良いかもしれません。

個人的には、RGBで光るのが良いと思います。

なんかこう、惹かれるところありますよね(笑)

別売りでゲーム用のアタッチメントもあるため、ゲーミングとしてはもちろんのことですが、普段使いのスマホとしても十分使えますし、必要に応じてゲーム機に変身するという意味では、1台で何役もこなすことのできる素晴らしいデバイスであると思います。

正直なところ、ゲーミングっぽいデザインが好みの分かれるところだと思いますが、実際に使ってみるとあまり気にならないですし、むしろ目立って良いんじゃないかなと思います。

ゴツいけど、野暮ったいわけではなくスタイリッシュな感じですし、使ってても気になることはないかな。

国内価格は105,500円(税別)から

国内の販売価格に関しては12GBRAMモデルのうちストレージが512GBか1TBかどちらかの構成になっています。

税別価格は、512GBモデルが105,500円から、125,500円からですので、ハイエンドスマートフォンらしい価格ですが、その分の実力はありますし、ゲーム機を兼ねると思えば高すぎるということもないと思います。

スマホゲーマーにはより良い環境を、ライトゲーマーでもさらに上を目指せますし、あまりゲームをしない方でもやりたくなっちゃうのがこのモデルの良さですね。

私個人としては、家庭用ゲーム機よりスマホゲームをよくする方であれば、アタッチメントの存在などを考えても、「ROG Phone 2」はかなりおすすめできるスマホだと思います。

日常使いでも不満はないですし、カメラ周り含めても十分すぎるほどだと感じます。

また、国内正規販売ですので、修理やサポートも気軽に受けれるというメリットは大きいと思いますので、ゲーミングスマホに興味のある方は、この機会にぜひ検討してみてください。

なお販売は公式サイトにて、11月22日より発売開始となっています。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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