クアルコムは主力のモバイルデバイスやゲーミングデバイス向けプロセッサを発表した後に、エントリークラスのChromebook向けとして”Snapdragon 7c Gen 3″も発表しました。
この新しいチップセットは6nmプロセスで構築されており、前世代と比較してグラフィックス性能で最大60%、CPUパフォーマンスは最大70%と大きく改善をしていること伝えています。
またネットワーク面ではSnapdragon X53 5Gモデムを採用し、5Gをサポート、Sub6とミリ波の両方に対応し、Wi-Fi 6および6Eも利用可能となります。
なおSnapdragon 7c Gen3 を搭載するChromebookは、2022年前半に登場するとしています。
現在、日本国内で一般向けにリリースされているSnapdragon 7c搭載のChromebookは、「HP Chromebook x2 11」や「Lenovo IdeaPad Duet 5 Chromebook」の2機種だけですので、来年には多くの機種が登場することを期待しています。
ちなみにスペックについて、現行のSnapdragon 7c Gen1 / Gen2はエントリークラスといえばそうなんですが、国内で販売されているモデルの中ではスタンダードな性能と位置づけても良いくらいバランスが取れていました。
あとは販売価格がどうなるかですが、手頃な価格のデバイスとして登場してくれるとありがたいですが…5Gサポートモデルはその限りではなさそうですけどね。
Source : Qualcomm