Windowsではすでに各メーカーがしのぎを削っているインテル第11世代CPU、Tigar Lakeを搭載機種ですが、これまでにChromebookでも開発されていることは明らかとなっています。
今回、そのうちの1機種はAcerであることが、Chrome OSのバグレポートから判明しました。
Chrome Unboxedによると、このバグレポートでは「Voxel」というコードネームを持つ「Volteer」ベースのChromebookに、Tigar LakeのCore i7-1165G7を搭載すること、さらにバグ報告者のメールアドレスがAcerであったと伝えています。
また別の報告から、16GBRAMと256GB NVMeストレージを搭載していることがわかっていますので、Chromebookとしては最上位クラスのハイエンドデバイスをAcerが開発していることになります。
Tigar Lakeを搭載することでグラフィックス性能が大幅に向上し、Chromebookでも画像や動画編集、重たいゲームであってもスムーズに動作することが期待されています。
とくにChromebookで動画編集は鬼門でしたので、Webベースに限らずLinuxベースなどの編集ソフトを使っても問題が起きづらくなるとすれば、非常に良いアップグレードになると思います。
単純にLinuxを使って何かをするとしても、高性能なCPUと優秀なグラフィックス性能があるというだけでも魅力ですね。
現時点で、この他の詳細についてはわかっていませんが、おそらく今後も各メーカーのTigar Lake CPU搭載機種について情報が出てくると思いますので、引き続き追っていきます。
Source: Chrome Unboxed