Google は 2026 年 5 月 19 日(現地時間)に開催された Google I/O 2026 のセッションにおいて、Android 17 の新機能「Continue On」を発表しました。
この機能により、同一の Google アカウントに接続された複数の Android デバイス間で、実行中のアプリやタスクをシームレスに引き継いで継続できるようになります。
現時点では「Continue On」の一般提供時期については明らかにされていませんが、開発者向けには Android 17 RC1 (リリース候補とみられる) で利用可能になる予定です。
Continue On の仕組み
Continue On は、Apple が 2014 年に導入した Handoff と似た仕組みで、1 台の Android デバイスで開始したアプリのセッションを別のデバイスへ移行させ、作業を続けるための機能です。


Google によれば、機能はバックグラウンドで動作し、近くにある別の Android デバイスのランチャーやタスクバーに引き継ぎの候補を表示します。ユーザーはそこから操作するだけで、作業中だったアプリをもう一方のデバイスで続けられます。
初期リリースでは、Android スマートフォンと Android タブレットの間で双方向に対応し、次のような場面での使用が想定されています。
- Google ドキュメントの引き継ぎ : スマートフォンで編集していたドキュメントを、タブレットのドックに表示される提案メニューから開き、そのまま編集を続ける
- ウェブブラウザとメールの連携 : スマートフォンの Gmail で閲覧していた特定のメールを、タブレット側の Chrome ブラウザへ引き継いで直接開く
受け渡し先に同じアプリがインストールされていれば、その画面へ直接遷移しますが、インストールされていない場合は、ブラウザで同じコンテンツを開いて作業を続けることができます。
これまで Android では、各デバイスメーカーが独自の連携機能を実装することはありましたが、Google が OS の標準機能として提供することで、メーカーを問わず一貫した使い勝手を得られるようになります。
対象環境
この「Continue On」は、Android 17 以降のバージョンを搭載したスマートフォンおよびタブレットで、同一の Google アカウントにログインしている環境が対象です。
現時点では、スマートフォン・タブレット以外のデバイスへの対応や、古い Android バージョンを搭載したデバイスへの展開については明らかにされていません。
提供時期
Google の開発者向けページでは、Android 17 RC1 (リリース候補) から利用可能になることが示されていますが、安定版ですぐに利用できるかは言及されていません。
Android 17 の安定版リリースは 2026 年 6 月が見込まれており、現在最新ベータ版となる Android 17 QPR1 Beta 3 でも機能が展開されていないことから、一般ユーザーが利用できるようになるまでしばらく待つ可能性があります。
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