Google は 2026 年 8 月 6 日(現地時間)、Google マップの対話型検索機能「マップに相談 (Ask Maps)」に、フード注文などの新しいエージェント機能やリアルタイムの交通機関情報、パーソナルインテリジェンスとの連携を追加しました。
あわせて、対応地域をオーストラリア、ブラジル、カナダ、インドネシア、日本、メキシコを含む 150 以上の国と地域 (英語) に拡大したことも発表しました。
記事執筆時点では、筆者の Pixel 10 Pro の Google マップ v26.32 では「マップに相談」の展開を確認できていません。
フード注文機能
「マップに相談」から、複数の手順が必要なタスクを代行できるエージェント機能が追加されました。
たとえば「帰り道で受け取れるように、シーフード入りのパッキーマオを注文して」のように話しかけると、ルート上で該当する料理を提供している営業中の店舗を探し出します。
保存済みの場所や食事の好みも考慮した提案が可能で、店舗を選択すると、該当する料理が自動的にカートに追加され、注文内容を確認して決済に進めます。
フード注文は Square や Toast と連携する形で提供が始まっており、Uber Eats についても対応が予定されています。
ホテル・イベント検索
ホテルやその周辺のイベント情報についても、対話形式で検索できるようになりました。
「来週のマイアミ中心部での会議に合わせて、ジムやレストランまで徒歩圏内にある、手頃な価格で評価の高いおしゃれなホテルを教えて」といった条件を伝えると、価格や空室状況をリアルタイムで比較して提示します。
周辺のコンサートやイベントも、チケットへのリンク付きで確認できます。
パーソナルインテリジェンスと会話履歴
パーソナルインテリジェンスを有効にすると、「マップに相談」を Gmail と連携できるようになり、Gmail に保存されているフライトや飲食店の予約情報をもとに、状況に応じた提案を受け取れます。
たとえば「明日のフライトまで、ホテルの近くでどう過ごせばいいか教えて」と尋ねると、予約情報をもとにした周辺スポットの提案とともに、空港へ向かうべき時間の目安も表示されます。
また、履歴の設定が有効になっている場合、「マップに相談」は過去の会話を記憶し、続きから会話を再開できるようになりました。「シアトル旅行で提案してもらった内容を教えて」のように尋ねると、以前の提案内容をすぐに呼び出せます。
なお、Gmail との連携はデフォルトでは無効になっており、有効にするかどうかはユーザーが選択します。今後は Google カレンダーなど他のアプリとの連携も予定されています。
リアルタイムの交通機関情報
バス、電車、地下鉄、フェリーの遅延状況などをリアルタイムで確認できる交通機関ウィジェットが追加されました。
たとえば「オペラハウスが見えるルートでタロンガ動物園に行けるフェリーはある?」のように尋ねると、発着状況を一覧できるボードが表示されます。
フェリーなどに遅延が発生した場合は表示が随時更新されるため、出発のタイミングを把握しやすくなります。
会話形式での情報提供
「マップに相談」および「情報を追加」タブから、会話形式で地図情報の編集を提案できるようになりました。
店舗の看板を撮影した写真をアップロードすると、営業時間の変更を画像から検出し、確認のうえで提案を送信できます。「建物の裏に駐車スペースがある」といった口コミ情報も、会話形式でそのまま伝えられます。
対応状況
交通機関ウィジェット、パーソナライズされた回答、会話履歴の記憶は「マップに相談」が利用可能な地域ですでに展開が始まっています。
一方、フード注文、ホテル・イベント検索、会話形式での情報提供は、まず米国で展開が始まっており、順次対象地域が拡大される予定です。












