Google は 2026 年 9 月 17 日、対象の Pixel デバイス向けの最新実験的ビルドとなる Android Canary 2609 の展開を開始したことを発表しました。
今回のアップデートでは、大きな変更点はありませんが、クイック設定パネルの一部操作にデバイスのロック解除を要求する新しいセキュリティ機能のプレビューが追加されています。
記事執筆時点で、筆者の Android Canary ビルドの Pixel 9a でアップデートを確認しています。
ビルド番号と対象デバイス
今回のアップデートでは、ビルド番号が ZP11.260821.010 に更新され、2026 年 9 月 5 日付けのセキュリティパッチが含まれています。
以下の Pixel デバイスおよび GSI (汎用システムイメージ) 向けに提供されています。
- Pixel 6a
- Pixel 7 / Pixel 7 Pro
- Pixel 7a
- Pixel 8 / Pixel 8 Pro
- Pixel 8a
- Pixel 9 / Pixel 9 Pro / Pixel 9 Pro XL / Pixel 9 Pro Fold
- Pixel 9a
- Pixel 10 / Pixel 10 Pro / Pixel 10 Pro XL / Pixel 10 Pro Fold
- Pixel 10a
- Pixel Fold / Pixel Tablet


すでに Canary プログラムに参加しているユーザーには、OTA アップデートが順次配信されます。筆者の Pixel 9a (Android Canary) の場合、更新サイズは 765MB となっていました。
なお、次回の Android Canary のリリースからは Pixel 11 シリーズも対象予定となっています。
Android Canary 2609 の主な変更点
記事執筆時点で、Android Canary 2609 での大きな変更点を確認できていません。
しかし、Google の Mishaal Rahman 氏の投稿よると、特定のクイック設定のトグルを変更するときにデバイスのロック解除を必須にできる新しい設定が追加されており、これは実際に確認することができました。
「クイック設定にロック解除を要求する」設定の追加
この機能を有効にすると、Wi-Fi、Bluetooth、モバイルデータ、機内モードを使用するにはデバイスのロックを解除する必要があり、不正な操作を防ぐことができます。


この設定は、[設定]>[セキュリティとプライバシー]>[デバイスのロック解除] に移動し、「クイック設定にロック解除を要求する」をオンにすることで利用できます。
Android Canary チャンネルについて
Android Canary チャンネルは、開発者が最新の API をテストするための非常に実験的なビルドです。
一般的な利用を想定したものではないため、動作が不安定であったり、致命的なバグが含まれていたりする可能性があります。また、Canary で導入された機能が必ずしも安定版の Android リリースに採用されるとは限りません。
Canary ビルドから安定版に戻る、あるいは Canary ビルドに参加するためには、Android Flash Tool を使う必要があり、データの初期化が必要になります。メインのデバイスで試すことは推奨されず、十分な注意とバックアップをするようにしてください。
発生している問題は IssueTracker から確認・報告できます。











