Google は 2026 年 5 月 7 日、Fitbit アプリから Google Health アプリへの移行を 5 月 19 日より段階的に開始することを発表しました。
この移行に伴い、Fitbit アプリで提供されていた一部の機能が廃止または変更され、ソーシャル機能については 5 月 12 日から先行して利用が停止されます。
この記事では、Google 公式ヘルプページを参考に、Fitbit アプリから Google Health アプリへの移行で変更・廃止となる機能をまとめます。
廃止・変更される主な機能
睡眠、フィットネス、健康・ウェルネス、ソーシャルの各カテゴリにわたって、複数の機能が廃止または変更されます。
睡眠
睡眠のトラッキングで人気のあった「睡眠プロフィール」と、毎月の睡眠タイプを動物で表現する「スリープ アニマル」機能は廃止されます。
Google Health Premium ユーザーは、Google Health コーチに睡眠タイプについて質問することで自分に合った回答を得られます。




また、Fitbit Sense および Versa 3 で利用できた「いびき検出」も提供を終了します。「推定酸素変動量(EOV)」も廃止され、「健康」タブの血中酸素レベルのデータで確認する仕様に変わります。
フィットネス
「有酸素運動フィットネス スコア」は「最大酸素摂取量(VO2 Max)」に名称変更されます。
これまでは身長・体重などのユーザー属性をもとに算出されていましたが、今後は GPS データを使用したランニング時のデータと、連携済みサードパーティアプリのデータをもとに計算される方式に変わります。




有酸素運動の目標も、1 日単位から 1 週間単位に変更されます。忙しい日や体調不良の日があっても、週の後半で補うといった運用ができるようになります。
健康・ウェルネス
「ストレススコア」は「回復力」に名称変更され、これまでの数値表示から「最適」、「バランス良好」、「低」の 3 段階表示に変わります。


「ストレスリセット」のグラフはモバイルアプリから削除されます。ただし、Fitbit Charge 5・Charge 6・Sense では引き続きスキャンによるクイックリセットが使用できます。
血糖値トラッキングでは、症状の追加や確認リマインダーの設定ができなくなり、血糖値データは Health Connect または Apple Health 経由でインポートする仕様に変わります。
なお、Lifescan デバイスとの接続もサポートが終了しますが、手動での記録は引き続き可能です。
「食事の計画」によるカロリー目標の設定も廃止され、「健康」タブの「栄養」セクションでカロリー目標や主要栄養素の目標を設定できます。従来の Fitbit Premium ユーザー向けのレシピ機能も終了となります。




さらに「1 分単位の皮膚温データ」も廃止され、1 日または 1 週間単位のトレンド表示のみとなります。
ソーシャル機能
バッジ機能の廃止に伴い、これまで獲得したバッジも削除され、今後の達成の記念は Google Health コーチの表示に切り替わります。


「ソーシャルプロフィール」は Google アカウントの名前、メールアドレス、プロフィール写真を使用する仕様に変わり、性別、身長、体重、所在地、友達リストの表示はなくなります。また、ダイレクトメッセージ、グループ、コミュニティフィードの各機能も廃止されます。
ソーシャル機能は 5 月 12 日から先行して利用が停止され、この期間中は友達の追加や削除ができず、リーダーボードも更新されません。
Google Health アプリへの切り替え後は、歩数と有酸素運動負荷に対応した週間リーダーボードで友達と競い合える機能が復活します。
まとめ
廃止される機能の中には、長年 Fitbit ユーザーに親しまれてきたものも含まれます。
一方で、Google Health コーチによる代替や、週間単位への目標設定変更など、新たなサポートに置き換えられるものもあります。
また、Strava や Withings など一部のサードパーティアプリは、Google Health アプリへの移行後に接続の再設定が必要になります。
Google Health アプリへの移行は 5 月 19 日から順次開始されます。
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