Google Play ストアで、Chrome の公式アイコンと説明文をコピーした偽アプリが配信され、ダウンロード数が 100,000 回以上に達していたことが明らかになりました。
これは Reddit ユーザーの報告を PiunikaWeb が紹介したもので、現時点でこのアプリはストアから削除されています。
検索結果で本物の Chrome より上に表示
Reddit のユーザーが、Play ストアの検索結果で本物の Chrome より上に表示されていたアプリを見つけ、投稿しました。
スクリーンショットでは、アプリは Chrome の公式アイコンを使い、Google の掲載ページと同じ説明文を載せていましたが、開発者名は「Hizbartech」となっています。偽アプリには Sponsored ラベルが付いていることから、広告枠で上位に表示していることが確認できます。


一方、PiunikaWeb が「Google Chrome」と検索したところ、スポンサー枠では表示されず、開発者名の「Hizbartech」で検索するとこのアプリが表示されたと報告しています。
元はゲームアプリ、途中で Chrome に変更
このアプリは 2026 年 8 月に「Ball Bounce」というゲームとして Play ストアに登場し、9 月に名前とアイコンが Google Chrome に変更されたようです。パッケージ名は com.ballbounce.Hizbartech となっており、ゲームだった当時の名前が残っています。
実際にインストールしたユーザーからは、42MB のアプリにブラウザーとしての機能はなく、AI アバターが並ぶチャットや連絡先アプリのような内容で、定型の返答が返ってくるだけだったと報告されています。また、Chromium をコピーして追跡や情報窃取のコードを仕込んでいたわけでもなかったとしています。
現時点では削除済み
アプリは現在 Play ストアから削除されており、直接のリンクを開くと削除を示すメッセージが表示されます。
今回の問題は、どうやって審査をクリアしたのかということと、フェイクアプリの広告掲載がなぜ許可されたのかということですが、現時点では Google からの説明などはありません。
Play ストア上で Google のアプリに偽装するというのはあまり見かけませんが、Play ストアでアプリをインストールする前に、念のため開発者名とパッケージ名を確認することをおすすめします。











