Google は 2026 年 10 月 14 日 (現地時間)付けで Google Home のリリースノートを更新し、Gemini for Home の会話の終わらせ方や「ストップ」コマンドの改善、Google Home アプリのお気に入りの並べ替えの修正、サードパーティ製の照明・プラグ・スイッチの操作画面の刷新などを発表しました。
あわせて、既存の Philips Hue ブリッジがローカル Matter 制御へ自動でアップグレードされることも発表されています。
Gemini for Home の音声アシスタント改善
Gemini for Home (早期アクセス) の音声アシスタントでは、会話の終わらせ方や「ストップ」コマンドの扱い、スマートディスプレイの表示などが改善されました。
「Thank you / ありがとう」などで会話を終了できるように
Gemini が会話を終える際の動作が改善され、「Thank you / ありがとう」のような丁寧または中立的な言葉で終えると、短く温かい別れの挨拶で応答するようになりました。
一方、話すのをやめるよう直接指示した場合は、何も返さずにマイクをすぐに閉じます。筆者がこの指示を試したところ、実際に動作することを確認しました。
音声アシスタントのその他の改善
- 「ストップ」コマンドの誤認識:「ストップ」と言ったときに、再生中のメディア、タイマー、アラームの停止ではなく会話の終了として解釈される問題を修正
- リラックス音楽と環境音の区別:「relaxing music」「spa music」「meditation music」と頼むと、ホワイトノイズや雨音ではなく、メディアプロバイダーの音楽を再生
- 天気の温度単位:Google Home アプリのホーム設定で選んだ温度の単位(華氏または摂氏)に、音声での天気予報も合わせる
- スマートディスプレイの回答表示:画面上のテキストのスクロール速度を上げ、Gemini の読み上げと表示が揃うように
Google Home アプリの改善
Google Home アプリでは、お気に入りの並べ替えの修正に加えて、サードパーティ製デバイスの操作画面の刷新やクイックアクセスの設定パネルが追加されました。
お気に入りの並べ替えの不安定さを解消
お気に入りタブでタイルをドラッグ&ドロップして並べ替える際の不安定な動作が解消され、よく使うデバイスを整理しやすくなりました。
サードパーティ製の照明・プラグ・スイッチの操作画面を刷新
サードパーティ製の照明、プラグ、スイッチの基本的な操作画面が作り直され、見た目が新しくなりました。
これにより、オン・オフの切り替え、明るさの調整、色の変更で、操作したときの手応えと反応が向上します。
画面下からのスワイプで設定パネルを表示
照明、プラグ、スイッチ、ファン、空気清浄機など多くのデバイスでは、全画面のコントローラーページを画面下から上にスワイプすると、追加のアクションや設定にすぐアクセスできるパネルが表示されます。
パネルからは、以下の操作ができます。
- お気に入りへの追加
- デバイス履歴の表示
- ヘルプセンター記事の確認
- フィードバックの送信
- デバイスの全設定へのアクセス
アプリのその他の改善
このほか、以下の改善が行われています。
- 煙・一酸化炭素アラーム解除後の表示:アラームが解除されると、イベントと時刻を示すバナーを表示し、家が安全な状態であることを確認可能に
- ライブビューの復旧 (iOS):カメラのタイルが古いスナップショットのまま、ライブ映像に切り替わらない問題を修正し、接続を自動で再試行
- 一時停止中のシークバー操作 (Android):イベント動画の一時停止中にバーをドラッグすると、読み込み中の表示のまま止まる問題を修正
- スナップショットイベントの再生エラー (Android):イベント履歴で静止画のスナップショットを選ぶとエラーが表示される問題を修正し、タイムライン上でもイベントが正しく強調表示されるように
Matter のローカル制御に対応
既存の Philips Hue ブリッジは、バックグラウンドで自動的に、Google Home ハブ経由のローカル Matter 制御へアップグレードされます。これにより、再ペアリングは不要で、応答速度と信頼性が向上します。
また、対応する Matter デバイスと Matter ハブがあれば、ローカル制御によって応答速度と信頼性が高まり、物理的なスイッチを操作する感覚に近づくとしています。
これらの変更は段階的に展開されており、Google Home アプリの最新バージョンを利用していても、機能によっては全ユーザーに反映されるまで時間がかかる可能性があります。











