Android 向けの root 権限管理ツール「Magisk」の開発者で、Google の社員でもある John Wu 氏が、Googlebook を root 化する方法として動画を X に投稿しました。
動画では、ホストマシンとの接続や専用のデバッグケーブルを使わずに作業が進んでいるように見えますが、手順の詳細や Googlebook 向け Magisk のビルドはまだ公開されていません。
動画で示された内容
動画は「これが Googlebook をルート化する方法です」という文章とともに投稿されており、実際に Googlebook 上で Magisk から root 化する作業を示しています。
Googlebook OS は Android をベースにしており、fastboot やユーザー空間 fastboot (fastbootd)、Android のリカバリーといった標準的なコンポーネントを備えています。ブートローダーのロック解除は Pixel と同様の方法で行えます。
また、Wu 氏は別の投稿で Googlebook を「Android の改造に理想的なプラットフォーム」と評価しており、スマートフォンでは root 化によって銀行アプリなどが正常に動作しなくなる問題を挙げています。
root 化に残っていた 2 つの課題
これまで Googlebook への Magisk 対応には 2 つの課題があるとされ、1 つはホストマシンと USB で接続して fastboot で書き込む作業が、専用のデバッグケーブルがないと Googlebook では失敗することです。
もう 1 つは、Googlebook OS が Android を Headless System User Mode (HSUM) で動作させている点です。HSUM ではユーザー 0 がバックグラウンドで動き、利用者は別のユーザーで操作します。これは、プライマリユーザーが 1 人であることを前提にしてきた Magisk の設計と合いません。
このうち、ユーザー管理に関する Magisk 側の変更はすでに準備していると説明し、USB 接続を使わない書き込み方法も見つけたとしていましたが、方法の詳細は示していませんでした。
また、先日にも新しいコードと手順を数日中に公開すると投稿していましたが、現時点でも root 化のためのガイドや Googlebook 向けの Magisk は公開されていません。











